大城の恋人が学校で自殺していたという衝撃の事実を知る美空たち・・・。
恋人を死に追いやった学校教育への復讐を果たそうとする大城は、
テストの点数が悪い生徒を強制退学させる校則を作ろうとする。

※今回のあらすじは、その話を担当した監督から直々に見所やチェックポイントを教えてもらったぞ!

第31回(9月9日月曜)
美空(黒谷友香)と遙(大沢あかね)は、偶然に大城(合田雅吏)が彩(魏涼子)という女性の墓石に話しかけるのを目撃する。普段は見ることのないやさしい表情の大城に、美空たちは彼の〃隠された過去〃を感じとるのだった。そして2学期。理事長(須永克彦)はモバイル産業に進出して、それに専念することになった。副校長に任命されて学園運営の総指揮をとることになった大城は大改革に乗り出す。
一方、美空は池上(川原田樹)を問い詰め、かつて大城の恋人が同じ中学の教師だったこと、その彼女がノイローゼとなり学校の屋上から飛び降りたが学校側がなぜか箝口令を敷いたことを聞き出す。大城の過去に何があったのかを知りたくて彩の墓を訪れた美空は、後を付けてきた遙と共に彩の母・清美(宮田圭子)に出会う。

安西美空は3ヶ月限定の臨時採用教師(リンサイ)。
採用されて特進Aの担任になったのは6月から。
ということは8月一杯で終わり?かと思いきや、
8月はカウントされてなくて9月一杯の契約なんです。
つまり8月は無給。
そんな訳で時折朝晩、中野家で食事をさせてもらってたんですよ。
さてこの回。大城の力が益々強くなってきて、特進Aのピンチ!
9月一杯しかいない美空に焦りが…

第32回(9月10日火曜)
清美から彩が自殺した理由を聞かされた美空と遙。中学教師だった彩は、不良たちを更正させるためにひとり頑張ったが、逆に不良たちのいじめにあっていたという。そして悩んだ彩は自らの死を選択してしまったのだ。
大城は彩の死の原因を隠そうとする学校側に抗議したが僻地の学校へ飛ばされたのだった。以来、大城は教育や学校への復讐を誓うようになった。美空は大城の悔しい気持ちが痛いほど分かったが、だからといって関係のない生徒たちを巻き添えにしている彼を絶対に許せなかった。
瑞穂(芳賀優里亜)は克巳(内博貴)が遙と楽しそうに話しているのを見ると嫉妬を感じる自分に嫌気が差し始めていた。
一方、遙は克巳に守ってもらいたい、と強く思うようになっていた。
大城は着々と生徒や教師、学校への復讐を成し遂げる準備を進めていた。中間試験を1カ月繰り上げて、9月中にクラス分けも兼ねた試験をすることを独断で決めた。しかも、校則を変えて、「全体の3割の成績を取れなかった生徒は強制退学」とまで言い出した。

大城の過去が露呈!
「彩」とは誰なのか?大城の心の底には何があるのか?
前半の美空と大城のシーンは必見!
収録の前日、合田さんは眠れなかったらしいですよ。
遙と瑞穂が遂に同じ決意を胸に!
佐藤さんと竹井さんはまたもや楽しいアドリブ合戦を繰り広げます。
こちらもお楽しみに!

第33回(9月11日水曜)
美空の臨時採用教師としてのリミットは9月一杯。あと1ヶ月の間に大城の行動を阻止しなければならず、美空は焦り始めていた。そんな時、大城に会うために学園に来た彩の母・清美と再会する。
榎本(山本圭)や遙から現在の大城のことを聞いた清美は、「彩の分までいい先生になって欲しい」と大城に言うが、彼は素直に聞こうとしない…。それどころか、PTAの議決を操作して、強引に「3割以下の成績なら強制退学」と校則を変更してしまう。
侑子(濱田佳菜)はそれに疑問を感じながらも、大城が好きで協力をしていた。しかし、いつまでも彩を思い続け、自分の方を見てくれないばかりか、復讐のため自分を利用しているということを知った侑子は大城に憎しみさえ抱くようになる。
瑞穂は自分を嫌いになる前に行動しようと、克巳を屋上に呼び出した。

後半に急展開が!
瑞穂が克巳を屋上に呼び出し、遙は『うさぎ屋』で心ここにあらず…
あかねチャンと優里亜チャンの表情だけの芝居は必見!
ところで屋上ロケはとっても暑かったんですよ?
一日中屋上ロケを終えた日はスタッフはもう真っ赤。
でも出演者に日焼けは禁物。みんな日焼け止めを塗りたくってました。
最後にあっと驚く凄い事件が!
観逃せませんよ!

第34回(9月12日木曜)
侑子は自分でわざとブラウスを破り、職員室から飛び出してきて、美空に「大城に襲われた」と嘘を言う。大城を陥れるために芝居をうったのだ。
翌朝、理事長は大城に「辞めてもらう」と言い渡す。侑子の父親は学園にとって有力者で、理事長は事件を大事にしたくなかったのだ。美空と遙は侑子に「本当の事を言うように」と説得するが、侑子は聞く耳をもたない。
瑞穂は勇気を出して克巳に告白をしたが、「好きな人はいない」という言葉が返ってきた。それを聞いた遙は、自分も告白するつもりだったのでその言葉にショックを受ける。
そんな時、美空の実家から電話が入る。電話口の母・春奈(高畑淳子)と妹の陶子(南山千恵美)は美空に見合い話があるという。
美空が侑子を説得したことを知った大城は「同情なんて真っ平だ」と自暴自棄になるが、そんな大城の頬に「甘ったれるんじゃないわよ!」と美空は平手打ちをくらわした。

美空のお母さんと妹が初登場!
美空と電話で話しをするんですが、美空の実家は芦屋。
勿論お母さんも妹も神戸弁。当然美空も電話口では神戸弁に戻っちゃうんですよ。
特進Aの恋模様も激しく動き出して、どうなるの?ってカンジです。
そして何と言ってもクライマックスは美空の大城への平手打ち!
テストは叩く真似だったんですが、本番では、それはもう、もの凄い平手打ちが炸裂!
挑発するような笑いを投げ掛ける合田さんの芝居が真に迫っていたんで、
黒谷さんも気持ちが入ったんでしょうね。
収録後、合田さんの左頬にはくっきりと赤い手形が。

第35回(9月13日金曜)
美空に平手打ちをくらった大城は真っ青になって出て行き、彩の墓前で自分を責め続けた。
大城の辞職はいい気味だと言う七海(田川惠理)や克巳、瑞穂、篤朗(尾上寛之)に対して、遙は「先生が悲しい思い出を乗り越えてちゃんと先生できるように、みんなで助けてあげよう」と説得する。
辞職の手続きをする大城に、美空は見当違いの復讐は止めろ、今のままではここを辞める資格などない、と言い放つ。その場に遙ら特進Aの生徒も現れて、みんなで応援するからあきらめるな、間違えたらやり直せばいい、と大城を説得する。大城は驚くが子供達の気持ちを受け入れて教師を続けることを決意する。
篤朗は恭子(堀朱里)に告白するが振られてしまい、特進Aでひとり落ち込む。そこに七海が戻ってきて篤朗を励まそうと接近するが…。
そして春奈が見合い相手を連れて上京してきたという電話が美空の元に入る。

七海の台詞には「なによ!」っていうのがホントに多いんですよね。
この「なによ!」ばっかりを繋げたVTRを観ると、
とっても面白いんだろうな、っていつも思うんですけど…
その七海と篤朗に急展開のクライマックス・シーンが!
これはホントに観逃せませんよ!
控室でモニターを観ていたあかねチャンの感想は「綺麗だったよ」でした。
危機に陥った大城を救うのは?
美空と遙の心の優しさが大いに表われる回です。