第３週のあらすじ
第１１回（９月１７日 月曜）
焼きみそ汁が大好評で、くるみ食堂は大盛況。しかし工務店の仕事はさっぱり
だ。そこで棟雄（大友康平）は慣れないネクタイを締め、営業を始めるがうまく
いかない。
やっとのことで、昔のお得意さんの金丸家から仕事をもらえることになったが、
多古（石倉三郎）が金丸家の息子と遊んでいる最中にかすり傷を負わしてしまい、
これに激怒した母の薫（池谷のぶえ）は、仕事を
キャンセル。多古も絶対謝らな
いと言い出す。
そんな時に、苺（山内菜々）が、ABCで職人をランク付けする。Cを付けられた
多古がランク付けのメモを見つけてしまう。
第１２回（９月１８日 火曜）
突然置手紙を残し多古がいなくなる。一方、棟雄とくるみ（斉藤由貴）が金丸
家に謝罪に行くが、ある条件を出される。それは、薫が中学生の頃に花園工務店
が今の家を新築したのだが、完成祝いに工務店が用意した料理が再現できたら考
え直すと言われる。しかし誰もその料理を思い出せない。
多古は、農業をしている息子・直人（桂憲一）の所に帰っていた。玄関置いて
あった曲がったキュウリなどの"C級品"を見て何かを思いついた多古。しかし、
借金を作った挙句、妻の葬式にも帰らなかった多古と直人との間にはわだかまり
が残っていて、多古は追い返されてしまう。
結局花園家に戻ってきた多古だったが、薫の言っていた料理を覚えていた。
第１３回（９月１９日 水曜）
薫が言っていた料理「糠漬けの糠漬け巻き」を見事に再現し、どうにか仕事を
もらえた花園工務店。しかし肝心の仕事は犬小屋の新築工事だと知り、多古はま
た怒りだす。なだめる棟雄の言葉にも反発し、「どうせ俺はC級だ。花園組を辞
める」と再び出て行ってしまう。しかしピエール（ジリ・ヴァンソン）に説得さ
れこれを最
後の仕事と決めた多古は、犬小屋を作り始める。
一方くるみは、自分で作った糠漬けと風太郎の作った糠漬けの味が違うことに
疑問を持ち、糠床の改良にいそしんでいた。
第１４回（９月２０日 木曜）
多古が真剣に取り組んだおかげで、立派な犬小屋が完成。「息子に一緒に住ん
でくれと言われている」と話していた多古は、また置手紙を残し出て行ってしま
う。
しかし、多古の言葉に疑問を感じたくるみは直人の家を訪れる。そして直人と
は今も違いしたままであること、また反発している直人も実は仲直りしたがって
いることを知る。
そんな時、雷智（谷端奏人）が風太郎（田口浩正）に促され犬小屋を覗いてみ
ると、そこには多古の姿が…。
第１５回（９月２１日 金曜）
直人に分けてもらったC級品の野菜を使って、くるみは多古親子の仲直りさせ
る料理を作る。
くるみは直人夫婦を呼び歓迎食事会を行う。メインディッシュにぬか漬けのぬ
か漬け巻きを出し一同その味に驚く。 実は、この糠漬けは、直人の妻・悦子
（宮田早苗）からくるみが譲ってもらった床で漬けたもので、元々は多古の妻が
作った糠床であることがわかる。そしてその床は、妻の味を食べ続けたいと多古
が花園家に持ってきたことも明らかになる。
こうして多古親子の誤解が解け仲直りが成立。また、ランク付けしたメモが苺
（山内菜々）が作ったものだと知り多古も自信を取り戻す。そしてくるみ食堂も
今後直人から格安で野菜を仕入れることが出来ることになった。
活気を取り戻した花園家だったが、そんな時彩（夏生さち）が涙を浮かべて立
ち尽くしていた…。
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