あらすじ


〈第4週のあらすじ〉
第16回(8月23日月曜)
茜(小川真奈)はちひろ(尾崎千瑛)と同じグループでデビューすることを拒むが、晶(伊藤かずえ)にたしなめられしぶしぶ了承する。もう一人真紀(北村美渚)も加わって、3人は「ビタースウィ−ツ」としてデビューすることになり、さっそくレッスンやスチール撮影が始まる。ちひろ・茜、真紀の寮での共同生活もスタートした。 しかしある日、川嶋プロに「ちひろの母親は殺人犯だ」と書かれた怪文書が届く。

第17回(8月24日火曜)
ちひろ達のデビュー曲は「Pure」に決まり、人気の歌番組に出演することになった。セットから元気良く飛び降りる演出だったが、茜が飛び降りる事が出来なかった。しかしちひろの励ましで飛び降りる事ができ、3人の結束も固くなった。怪文書の甲斐なくみるみるうちに人気者になった「ビタースウィーツ」を中野(小木茂光)はさらに不気味な笑いを浮かべながら見ていた。 一方、美由紀(岩崎良美)がちひろの寮に押しかけ、マネジメントを自分がすると言い張ってむりやりちひろを連れ出そうとしていた。

第18回(8月25日水曜)
ちひろを連れ戻せば多額の金がかかると知って、美由紀はしぶしぶ引き下がる。しかしその直後、ゴシップ週刊誌にちひろの父が自殺し、母が殺人犯と書き立てられる。この件を逆手に取ろうとする川嶋プロによって、ちひろは弁明の記者会見をさせられてしまう。そのようすをTVで見た佳和(涼平)は、母のゆき子(あき竹城)が話していたかわいそうな少女がちひろのことだと気づく。

第19回(8月26日木曜)
会見で世間の同情を集めたちひろだったが、その直後、ちひろをさらに中傷する記事がでて、川嶋プロはビタースウィーツを見放し始めた。 テレビを見ていた久美子の内職仲間だった栄子(角替和枝)は、久美子は秋葉を殺していないのではとちひろに伝えに来る。栄子の話から、両親は中野の謀略にはめられたのだと知ったちひろは復讐を心に決め、忽然と姿を消す。

第20回(8月27日金曜)
14年が過ぎ、ちひろ(榎本加奈子)は空港で、留学先から帰国した健一(松田悟志)の姿に冷たい視線を送っていた。ちひろはフミコと名乗り、真紀(本多彩子)の経営する会社でベビーシッターをやり、健一の周辺を探っていた。また、茜(浅井江理名)がママをする銀座のクラブで、チカという名でホステスをし、客の名越に盗聴器を仕掛けていた。「けむりや」では、奈緒子(岡元夕紀子)が、売れない劇団の演出家・佳和(涼平)を恋人として両親に紹介していた。 とあるアパートの一室では、すでに大企業社長となった中野の写真にちひろが無数のダーツの矢を投げ続けていた・・・。