■ 第十幕 タイムマシンのつくり方
2年前の時空間にいるという葉風を、生きて戻せると立証する準備がある――そう宣言する吉野。さらに真広に葉風側につくメリットとして持ちかけた取引は、思いもよらない「愛花ちゃんの彼氏が誰だったか教える」という条件だった。取引に応じる事を決めた真広。“彼氏”という一言だけで覆った状況に驚愕を隠せない葉風と左門だったが、左門は絶対的な時間の檻を破れるはずがないと断言する。そして、いよいよ吉野の立証がはじまる――。
© 城平京・左有秀・彩崎廉/「絶園のテンペスト」製作委員会・MBS