• 晴らいよん

    平和主義で、本人曰く笑顔がチャームポイントだそうだが、
    頭の先っぽの尖った部分を触るとちょっと痛い。
    お天気らいよんの中のムードメーカーではあるが、
    ときどき地平線に沈む瞬間に、聞こえないように「バカやろ~~!」と
    叫んでいるという噂が流れている。

  • 雨らいよん

    カッパとカエルのハーフという珍種。だから唇は案外軟質。
    お察しのとおり大のきゅうり好きだ。低気圧が近づくと頭痛になるので
    雨模様のときはつねに不機嫌な顔をしている。

  • 雷らいよん

    性別年齢不詳。全身に若干の電気が流れているため、
    ちょっと触れるとビリッと来るのであまり近づかないほうがよい。
    ちなみにアニマル柄のトラはじつは生きていて、
    普段から低い声でこっそり「ピカッ!ゴロゴロ……」などとつぶやいている。

  • 虹らいよん

    お天気らいよんの中のリーダー的存在。
    ミュンヘンサウンド好きの自称ダンサー。
    ハゲヅラ部分は進化系のヘアーで、著しくキューティクルだけが残ったため、
    その眩い輝きによって頭に虹がかかるようになったらしい。
    ちなみに虹の部分は棒状のドロップでできていて、
    それを綿菓子の耳当てで支えている。甘党かもしれない。

  • 雪らいよん

    もふもふの感触のボディは、極上のパウダースノー。
    北極から転がってきたため、ここまで膨らんでしまったらしい。
    しかし、じっとしているとカッチカッチに固まってしまい、
    持ち前の極上感が損なわれるので、バランスをとりつつ、
    つねに左右に揺れながら過ごしている。

  • 星らいよん

    ヒカリモノ好き。近づいてみると、
    かすか~に キラキラキラキラ~……というシャイニー音が聞こえる。
    つねに芝居がかったトークと、やたらとオーバーアクションなのが目につく。
    そんな彼だけに、かつてあったといわれる「宝塚BOYS」の復活を願ってやまない。
    自分でつけたお気に入りのニックネームは、“ スターさん ” だ。

  • 曇らいよん

    ちょっとだけイギリス人。まったく英語を喋ることができないはずなのに、
    なぜかイントネーションがイングリッシュ風味。
    低体温で日陰暮らしながら、こっそり日当たりの良い場所でハーブを上手に育てている。
    見かけによらず、人当たりがよかったりもする。

  • 風らいよん

    基本、年中トップレス。風邪をひきにくい体質。
    また、肺活量がすごいので、口笛を吹くのが半端なく上手い。
    ブルーのたすきは、天空でも落下しないようにするための
    プロペラのような役割を果たしている。
    手に持っている風袋(かぜふくろ)は、ハイポテンシャルな温度調節機能により、
    季節に合わせて冷風、温風に自動制御で切り替わるようになっている。