MBS(毎日放送)

作品紹介

※紹介映像のため、神戸展で展示されない作品も紹介しています。

お知らせ
News

開催概要
Outline

風を動力源としてオランダの砂浜を疾駆する「ストランド(砂浜)ビースト(生命体)」。ボディ全体は黄色いプラスチックチューブで造形され、物理工学を基盤としたその動きは生き物を思わせるほどに滑らかで有機的です。それらはオランダのアーティスト、テオ・ヤンセン(1948~)によって故国の海面上昇問題を解決するために生み出されました。作者亡き後も自立して砂浜で生き延びることを目指し、ストランドビーストは歩行、方向転換、危険察知などの機能を備え、さまざまな環境に適応していくためのシステムを獲得していきます。生と死を繰り返し、遺伝子と遺伝情報を受け継ぎながら進化し続けてきた生命体は、芸術と科学という既存のカテゴリーを横断し、新たな可能性を私たちに提示しています。

本展は神戸で初めての開催となり、日本初公開を含む10作品以上を展示します。実際に動く巨大なストランドビーストを体感できるほか、その構造や動きの仕組みを明らかにし、テオ・ヤンセンが創り出す世界の魅力に迫ります。

  • 必見!動く ストランドビースト!
    ~命を吹き込む リ・アニメーション~

  • 毎日10:15より1時間おきに(15分程度)、実際に動くストランドビースト(1~2体)の様子をご覧いただけます(当日の状況により、開催時間等を変更する場合があります)。

  • 全作品撮影OK!
    動画も写真も可
会期
2020年7月11日(土)~9月27日(日) 68日間
10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
※月曜休館(ただし祝日の場合は翌日休館)
会場
兵庫県立美術館 ギャラリー棟 3階
主催
毎日新聞社、MBS
共催
兵庫県立美術館
後援
オランダ王国大使館
企画協力
Media Force、学研プラス
お問い合わせ
「テオ・ヤンセン展」事務局
【TEL】06-4862-5777
7月10日(金)までは10:00~16:30(土・日・祝を除く)
7月11日(土)~9月27日(日)は10:00~18:00(休館日を除く)

アクセス
Access

兵庫県立美術館 ギャラリー棟 3階
神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1[HAT神戸内]

■公共交通機関をご利用の場合
 阪神岩屋駅(兵庫県立美術館前)から南に徒歩約8分
 JR神戸線灘駅南口から南に徒歩約10分
 阪急神戸線王子公園駅西口から南西に徒歩約20分

チケット
Ticket

入場料
一般1,500(1,300)円、高校・大学生1,100(900)円、小・中学生600(400)円
※( )内は前売り・20人以上の団体料金
※小学生未満無料

その他の詳細や特別チケット情報などは
3月下旬ごろ発表予定

展覧会の見どころ
Exhibition

それぞれのストランドビーストには「アニマリス」(英語で動物を意味するanimalとラテン語で海を意味するmareの組み合わせ)というテオ・ヤンセンの造語から名前がついています。また、進化するビーストはその構造や機能によって分類され、それをもとに時代名がつけられています。

アニマリス・プラウデンス・ヴェーラ
アニマリス・プラウデンス・ヴェーラ
2013年 アウルム期(2013-2015) モチーフは大海原を航海する帆船
江戸時代にオランダと長崎を結んでいた帆船をイメージした大きな帆を持つのが特徴です。二つの胴体が連結されており、片方の帆が風を受けて動き出します。
アニマリス・ウミナミ
アニマリス・ウミナミ
2017年 ブルハム期(2016-) 前に進む風力を得たキャタピラ型
ブルハム期に生まれたこれまでのキャタピラ型は、手で押したり引いたりして動かしていました。しかし帆を身につけたことによって、ホーリーナンバー(聖なる数)による脚を持たないキャタピラ型も風で動くようになりました。ブルハム期に見られる波打つ前進運動は、風を受けると高速に勢いよく砂浜を駆け回ります。
動きの秘密
動きの秘密
ストランドビーストの生き物のような動きの秘密は脚にあります。その脚はホーリーナンバー(聖なる数)と名付けられた、一定の比で構成されています。
テオ・ヤンセンはこの数字にたどり着くまでに1,500以上の組み合わせをコンピューター上でシミュレーションし、数ヶ月かけて理想的な動きを生み出しました。ホーリーナンバーで構成された脚は滞空時間が長く、それによって生き物らしい動きを実現しています。
ストランドビーストのパーツ
ストランドビーストのパーツ
ストランドビーストの体は脚のほかにもさまざまなパーツで構成されています。
カリダム期(1993-1994)より、プラスチックチューブをヒートガンで熱して柔らかくして接合や変形を行うようになり、加工の自由度が増したことで、同じパーツの量産が可能になりました。テオ・ヤンセンは、こうした量産のできるパーツを「遺伝子」と呼び、作品の進化とともに、筋肉や神経細胞、脳といった機能のパーツを生み出しました。
テオ・ヤンセン
テオ・ヤンセン
1948年、オランダのスフェベニンゲンに生まれる。デルフト工科大学にて物理学を専攻後、画家に転向。1986年から新聞のコラムを執筆し、その中の一記事「砂浜の放浪者」をきっかけに「ストランドビースト」を生み出す。“現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ”と称され、芸術と科学の融合した作品を発信し続けている。
関連イベント
Event

3月下旬ごろ発表予定

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