MBS 毎日放送

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第15回 未知やすえ

―「新喜劇やめよッカナ?キャンペーン」の時はどうでしたか?

新喜劇が楽しくて、ちっちゃい笑いじゃなくて、最後の大きな笑いのためにお芝居をするというのがすごく楽しくなって、新喜劇で頑張っていこうと決めていた時に「やめよッカナ?」に入るんですね。

漫才ブームの後だったので、漫才が終わったところで、お客さんがドーッと帰るんですよ。
当時はなんば花月もうめだ花月も、転換の時にセットを建てるのを新喜劇の若いメンバーが手伝っていたんですけど、みんなで「はよセット組んで、はよ幕開けよ!」というくらい、緞帳の裏でもお客さんが帰る音が聞こえる、寂しい時代でしたね。

キャンペーンでは、今すぐ辞めるんやったらお給料の3か月分もらえる、残るとしても出番があるかわからない、このまま新喜劇が続くかどうかもわからないと言われて。

面接の時に、結婚する前のことですけど、内場君と漫才せえと、男女漫才が欲しいからと言われたことがあるんです。
私は、漫才をやってから新喜劇に入って、漫才がしんどいのもわかっているので、
「漫才には戻らないし、出番がないとしても、新喜劇がしたいです」と新喜劇に残りました。

二丁目から来たメンバー、今田(耕司)、東野(幸治)、130Rとか、もっと下のメンバーと一緒に基礎練みたいなのをさせられたりとか。
発声をやったり、体操をやったり、いろんなことやらされましたね。
メッチャ嫌でしたけど。
何で今頃やるねん、こんなこと、と。
今田君とかはやってないのに、なんで今田君より先輩の私がこんなことせなアカンの?と。
それでも「残りたい」という気持ちだけでやってました。

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