問題児ばかりを集めた学生寮「さくら荘」。そんな問題児たちの巣窟ですべてにおいて平凡な普通科2年生の神田空太は、「脱、さくら荘!」を掲げて、さくら荘で生活を続けていた。 美術教師であり、さくら荘の監視要員である千石千尋に呼び出された空太は、千尋から5歳くらいの少女が写った写真を差し出され、駅に迎えに行くようにと言われる。 駅へと向かうと、そこには、まっしろな少女が一人ベンチに座っていた。