第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

平成最後の花園王者は大阪桐蔭 桐蔭学園破り悲願の初V

 第98回全国高校ラグビー大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会、全国高校体育連盟、大阪府、大阪府教育委員会主催)は最終日の7日、東大阪市花園ラグビー場で決勝が行われ、大阪桐蔭(大阪第1)が26―24で桐蔭学園(神奈川)に逆転勝ちし、初優勝を飾った。準優勝に終わった前回大会に続く2回目の決勝で「平成最後」の大会を制した。大阪勢の大会制覇は前回の東海大仰星(現東海大大阪仰星)に続き、都道府県別で全国最多の通算21回目。

 大阪桐蔭は5点を追う後半7分、プロップ江良颯選手(2年)のトライとゴール成功で逆転。終盤の桐蔭学園の反撃をしのぎ、昨春の全国高校選抜大会決勝で敗れた相手に雪辱した。

 3大会ぶり6回目の決勝だった桐蔭学園は、東福岡との両校優勝だった第90回(2010年度)以来、単独では初の優勝に届かなかった。【新井隆一】

 大阪桐蔭がFWの圧力や接点での強さで上回った。5点差を追う後半7分、ゴール前ラックからプロップ江良のトライ(ゴール成功)で逆転。10分後にもモールを押し込み、最後はフランカー奥井のトライで突き放した。防御でもCTB高本を中心に鋭いタックルでターンオーバーや相手のミスを誘った。桐蔭学園は大阪桐蔭と同じ4トライを奪い、後半28分に2点差まで詰め寄ったが届かなかった。

 大阪桐蔭・綾部正史監督 やりきった。選手は思った以上の成長だった。崩れることなく、最後まで粘れた。総合力では相手が上なので、チャレンジャーとして立ち向かった。

 桐蔭学園・藤原秀之監督 スクラム、モールなどで優位に立たれてFWは完敗だった。昨春の選抜に比べて守りが堅くなっていた。実際のスコアよりも力の差はあったと思う。

大阪桐蔭(大阪府大東市)

 1983年に大産大高大東校舎として設立され、ラグビー部も同年創部。88年に大阪桐蔭として分離独立した。第75回大会(95年度)に初出場し、第93回(2013年度)4強、前回の第97回(17年度)準優勝。昨年の春夏連覇を含む甲子園計8回優勝の野球部を筆頭に、女子バスケットボール部、男子サッカー部も全国クラス。学校法人・大阪産業大が運営しており、桐蔭学園とは別法人。

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記事(提供:毎日新聞/2019/1/7 15:08)

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