第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

高校ラグビー活性化する新タイプの指導者

 今回は元トップリーガーの指導者に注目が集まった大会でもあった。元パナソニックで日本代表経験もある桐生第一の霜村誠一監督はチームを初出場に導き、1回戦を100点超えの大勝で周囲を驚かせた。流通経大柏の相亮太監督もリコー出身。伝統的に密集戦を得意とするチームに機動力を加えてレベルアップさせ、千葉県勢で初めて4強入りを果たし、成果を上げた。

 相監督は「(トップリーグ後の)セカンドキャリアとして考えている選手がいたら、選手と指導者は全然違うと伝えたい」と話す。毎年選手が代わる上、トップリーグでの経験がうまく伝わらず、思い通りにいかないことも多いというが、過去最高だった花園8強の壁を突破した選手たちには「成長が感じられた」とやりがいの大きさを強調する。

 トップリーグ出身の指導者について、大阪・同志社香里監督でもある清鶴敏也・大会シード委員長は「多くの情報を持っており、教育面もしっかり指導してくれれば高校ラグビーにとってはいいこと」と歓迎する。協会関係者も注目する新たなタイプの指導者が、高校ラグビーを活性化させていく。【村社拓信】

記事(提供:毎日新聞/2019/1/5 19:54)

毎日新聞

Copyright (C) 2017 毎日新聞社 記事の無断転載を禁じます。

地区大会トピックス

毎日新聞

Column