第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

春日丘、厚い8強の壁 健闘たたえ観客拍手 /愛知

 第98回全国高校ラグビーフットボール大会(全国高体連、毎日新聞社など主催)の3回戦が1日、東大阪市花園ラグビー場であり、県代表の中部大春日丘は10-21で天理(奈良)に敗れ、8強入りを果たせなかった。先制トライを奪ったが、相手の好守を突破できなかった。それでも最後までトライを狙った選手たちのプレーに、スタンドから健闘をたたえる拍手が送られた。【沼田亮】

 ロッカールームに引き揚げる選手たちは、一様に悔しい表情を浮かべた。持ち前のFW陣を中心に反撃を狙ったが、相手の鋭いタックルなどで攻撃の糸口をつかめなかった。

 春日丘は前半1分、モールから抜け出したロック村松大誓選手(3年)がインゴールに飛び込み先制。同5分にラックから左へ展開されトライされたが、キックは成功せず2点リードを守った。しかし同13分にトライを奪われ逆転されると、同22分にはペナルティーゴール(PG)を決められ、点差が開き始めた。前半終了間際、10メートルライン中央のPGをSO堀日向太選手(1年)が決め、3点を追う形で折り返した。

 後半6分、相手選手のハイタックルがシンビン(一時退場)となり、数的有利の中で試合を進めた。しかし同8分、10メートルライン付近のラックから右サイドを突破され失点。同14分、蹴り合いが展開される中、ボールをキャッチしたFB阿曽有馬選手(1年)が自陣10メートルラインから突破を試みるも、相手に囲まれ止められた。サインは「キックの継続」だったが、点差から勝負を急いだ。阿曽選手は「冷静になれなかった」と表情を曇らせた。流れをつかめなくなり、同17分に30メートル中央のPGを決められて突き放された。

 試合終了間際、パスを受けたWTB大藪洸太選手(3年)が左サイドを約40メートル駆け上がる。しかしインゴール目前で相手のタックルでタッチラインに押し出されてトライを奪えず、ノーサイドの笛が鳴った。大藪選手は「最後トライできなかった悔しさを忘れず、今後に生かしたい」と決意を新たにした。

 ▽3回戦

中部大春日丘 反8

  1 1 1 0 10 0 0 0 0 0 10

  T G P D  前 T G P D 後  計

  2 0 1 0 13 1 0 1 0 8 21

天理 反7

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記事(提供:毎日新聞/2019/1/3 13:22)

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