第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

黒沢尻工、8強届かず 強豪相手、最後まで「笑顔」 /岩手

 東大阪市花園ラグビー場で開かれている第98回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)で、県代表でBシードの黒沢尻工は1日、3回戦で同じくBシードの常翔学園(大阪第3)と対戦し、一時はリードを奪うも28-50で敗れた。優勝5回を誇る強豪相手に、最後まであきらめずにトライを狙う姿に、スタンドからは惜しみない拍手が送られた。【宗岡敬介】

 前半7分にトライとゴールを奪われたが、ここから黒沢尻工の反撃が始まる。14分にラックからフッカー鈴木虎鉄選手(2年)が「FWで取り切ろうと強い気持ちで行った」とトライを挙げ、FB手束勇陽選手(3年)のゴールで同点にする。

 4分後にはゴール前右中間でモールを形成し、NO8根子叶多(ねこかなた)選手(3年)のトライでリードを奪う。スタンドで見守った父敏さん(57)は「花園でのトライは初めて。東北勢最後の砦(とりで)として頑張ってほしい」と願いを込めた。

 その後は常翔学園に立て続けにトライを奪われ、後半も勢いを止められない。それでも、選手たちは「笑顔! 笑顔!」と声を飛ばし、最後まで低いタックルを見せる。後半26分にはSH伊藤海選手(3年)が「相手の足が止まっているのが見えた」と懸命のサポートでパスを受け、インゴールへ飛び込んだ。

 29大会ぶりの8強入りはならなかったが、強豪校相手に食らいついた。根子選手は「黒工らしいアタックも見せられた。1、2年生にはこの悔しさをバネにしてほしい」と後を託した。

黒沢尻工 反7

  2 2 0 0 14 2 2 0 0 14 28

  T G P D  前 T G P D  後  計

  4 3 0 0 26 4 2 0 0 24 50

常翔学園(大阪第3) 反4

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記事(提供:毎日新聞/2019/1/3 11:11)

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