第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

常翔学園67-0桐生第一 常翔学園・石田 速く強く、168センチ存在感

第3日(30日・東大阪市花園ラグビー場)

 ■マイボール

石田吉平(3年) 常翔学園・NO8

 自慢の俊足を飛ばして一気に攻め込んだ。前半14分。自陣22メートル付近でのマイボールスクラムからサイドを突き、軽やかなステップで相手をかわし、相手陣10メートルライン付近まで前進。その後のトライにつなげた。試合開始早々には自ら先制トライを挙げるなど、随所で存在感を見せた。

 身長168センチとNO8では小柄。フルバックやウイングなどバックスのポジションをこなしてきたが、「相手の意表をつくプレーをしたい」とNO8に志願。スピードをいかしたプレーで相手を惑わす。

 10月に行われたユース五輪・7人制ラグビー日本代表にも選出され、銅メダルを獲得。だが、挫折も味わった。体格で劣る海外の選手に自慢のスピードでも及ばなかった。「つらかったし、悔しかった」。帰国後、筋力トレーニングに力を入れた。日々の練習後、黙々とバーベルに向かい筋肉をいじめた。体脂肪率も1桁まで落ちたことで動きに切れが増し、タックルを受けても簡単には倒れなくなった。

 「花園は夢のような場所。次はもっと動けると思う」。夢の続きは、まだまだ終わらせない。【長田舞子】

桐生第一(群馬) 反5

 0 0 0 0  0 0 0 0 0  0  0

 T G P D  前 T G P D  後  計

 6 3 0 0 36 5 3 0 0 31 67

常翔学園(大阪第3) 反5

 ▽主審=八木優太

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記事(提供:毎日新聞/2018/12/31 14:21)

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