第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

石見智翠館22-7尾道 智翠館、豪快に巧みに ライバル対決に決着

第3日(30日・東大阪市花園ラグビー場)

 ■ノーサイド

 同じ中国地方のライバルを石見智翠館が力と技でねじ伏せた。

 春の全国選抜予選や国体予選など、今季3度の対戦は1勝1敗1分けと互角。試合前から「涙が出た」と気持ちを高ぶらせる主将の田中をはじめ、選手全員があふれる思いをグラウンドでぶつけた。前半9分、FW陣の連続攻撃でゴールラインに迫ると、最後はラックからプロップ松井が持ち出して先制トライ。力で防御線をこじ開けると、同21分にはキックを起点にCTB佐藤友のトライで突き放す。FW、バックス一体の冷静な試合運びが光った。

 ただ、会心の勝利にも安藤監督の表情は晴れない。尾道の梅本監督は石見智翠館(当時江の川)の初代監督。コーチとして3年間支え、2001年にバトンを受けた。「指導者の原点」という恩師との花園初対決はさまざまな思いが交錯した。

 これで4大会連続の16強入り。梅本監督から引き継いだチームは、3大会前に初のベスト4入りを果たすなど大きく育った。「成長した姿を見せられた」と安藤監督。選手にとっても指揮官にとっても、価値ある勝利だった。【長宗拓弥】

尾道(広島) 反9

 0 0 0 0  0 1 1 0 0  7  7

 T G P D  前 T G P D  後  計

 2 1 0 0 12 2 0 0 0 10 22

石見智翠館(島根) 反5

 ▽主審=大塚聖

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記事(提供:毎日新聞/2018/12/31 14:21)

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