第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

黒沢尻工、接戦制す 花園通算40勝目 /岩手

 東大阪市花園ラグビー場で開かれている第98回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)で、県代表でBシードの黒沢尻工は30日、初戦となる2回戦で静岡聖光学院(静岡)と対戦し、一時同点に追いつかれたが終盤に突き放し17-12で勝利した。3回戦は来年1月1日午前11時55分から、同じくBシードの常翔学園(大阪第3)と対戦する。【宗岡敬介】

 新生「赤べこ軍団」が、粘る静岡聖光学院を終了間際の意地のモールで突き放し、花園通算40勝目を挙げた。

 前半7分、パスを受けたFB手束勇陽選手(3年)がカウンターアタックを仕掛ける。「ボールを持った時点で行けると思った」。キックをすると見せかけて鮮やかに相手のタックルをかわし、先制トライを奪った。28分にはWTB阿部有選手(3年)もトライを挙げ、前半を12-5で折り返した。

 後半は一進一退の攻防が続く。守備の時間帯にはスタンドから「ディフェンス! ディフェンス!」の声援。だが、20分にトライとゴールを決められ、同点に追いつかれた。

 試合終了まで残り5分。敵陣22メートルのラインアウトからモールを形成し、FW陣がゴール前まで押し込む。最後はフランカー北田卓寛選手(3年)が「最後尾でボールを持っていて、左が空いたのが見えた」と持ち出し、勝ち越しのトライで試合を決めた。

 「最後はFWの意地だった」。伊藤卓監督はそう振り返り、29大会ぶりの8強入りがかかる次の大一番を見据えた。

静岡聖光学院 反4

 1 0 0 0  5 1 1 0 0 7 12

 T G P D  前 T G P D 後  計

 2 1 0 0 12 1 0 0 0 5 17

黒沢尻工 反2

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記事(提供:毎日新聞/2018/12/31 11:12)

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