第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

初出場で100点超は大会史上初 桐生第一

 ○桐生第一(群馬)110-0米子工(鳥取)●(1回戦・28日)

 倒されても倒されても、パスが途切れることはなかった。タックルを受けながらボールをつなぐ「オフロードパス」を実践した桐生第一は計18トライを奪う快勝。初出場での100点超は大会史上初で、鮮烈な初勝利を手にした。

 試合開始早々、中央付近から細かくパスをつないでCTB奥田が先制トライを奪い、波に乗った。密集から速い球出しでボールをつないだかと思うと、細かいパスを繰り返して相手に防御の的を絞らせない。「1年間を通して、倒されても前につなぐことを意識してきた」とSO斉藤。終始ボールをキープし主導権を渡さなかった。

 3年前に元パナソニック主将で日本代表経験を持つ霜村監督が就任してから、選手たちの意識は大きく変わった。普段から自主性を重んじ、試合でも選手自らが考えて主体的に動く。週2回、整備されたパナソニックのグラウンドを借りて練習し、技術を磨いてきた。霜村監督は「練習でやってきたことが大舞台でもできていた。成長を感じた」と目を細める。

 選手たちが決めた目標は、霜村監督の高校時代の花園最高成績ベスト8を超えることだ。次戦はシード校の常翔学園が相手だが、「正月を花園で迎えたい」と斉藤。勝利だけを目指し、思い切りぶつかる覚悟だ。【長田舞子】

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記事(提供:毎日新聞/2018/12/28 19:36)

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