第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

1回戦 京都成章、躍動12トライ 仙台育英に81-0 /京都

 第98回全国高校ラグビー大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会、全国高校体育連盟など主催)の開会式が27日、東大阪市花園ラグビー場であり、5大会連続11回目出場の京都成章の選手たちは、来年のワールドカップの舞台となる第1グラウンドの芝を踏みしめ、堂々と入場行進した。その後、第3グラウンドで1回戦に臨み、23大会連続25回目出場の仙台育英(宮城)に81-0で圧勝。応援に駆け付けた保護者や生徒らは、笑顔で幸先の良いスタートを祝福した。2回戦は、30日午後2時から第3グラウンドでBシードの佐賀工(佐賀)と対戦する。【大東祐紀】

 2人の大黒柱、SO・安藤海志主将(3年)とSH・片岡祐二選手(3年)をけがで欠きながら、代わりに入った選手が躍動し、12トライを奪い相手を零封した。

 開始直後から京都成章のペース。前半1分、ペナルティーゴール(PG)をWTB・西川彪馬選手(2年)が決めて3点を先制。同7分には、SH・藤谷龍哉選手(3年)を起点にSO・辻野隼大選手(1年)、CTB・長森雅大選手(3年)と細かくパスをつなぎ、最後は俊足のFB・二村莞司選手(3年)が独走トライを決めた。

 本来はFBだが、安藤主将の代わりに急きょSOに抜てきされた辻野選手は「初めての花園で緊張したが、『絶対やってやる』という気持ちだった。思った以上に伸び伸びとプレーできた」と満足そう。二村選手も「チームを勢いに乗せられた」と笑顔で振り返った。チームはその後もFW、バックス一体となった連続攻撃で次々とトライを挙げた。

 守備面でも伝統の出足の鋭いタックルは健在。相手に自由にパス回しをさせず、隙(すき)を突いて何度もターンオーバーを成功させた。ゴール前まで攻め込まれる場面もあったが、粘り強い守備でしのぎ切った。

 成章らしいラグビーを最後まで貫いた選手たち。安藤主将の代わりにゲームキャプテンを任されたフッカー・内山二千斗選手(3年)は「誰が出ても遜色ないのがうちの強み」と胸を張った。

〔京都版〕

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記事(提供:毎日新聞/2018/12/28 13:12)

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