第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

高校ラグビー 新装した「花園」で新たな歴史を

 来年のワールドカップ(W杯)日本大会に向け新装した「花園」で、平成最後の大会が幕を開けた。選手宣誓では大津緑洋(山口)の末次遥人主将が「この新たな聖地、花園ラグビー場において、世界中の方々に感動を届けます」と宣言した。

 関西協会の坂田好弘会長も感慨深げだ。すでに日本代表戦などは行われているが、高校生にとって花園はまさに憧れの地。「ここでのプレーは、選手にとって一生の思い出になる」。現役時代、花園を本拠地にする近鉄でプレーし、場内の博物館にラグビー殿堂入りの記念コーナーが設けられる坂田会長だけに、思いはひとしおだ。

 1918(大正7)年1月に大阪・豊中運動場で始まった大会は、第42回大会(62年度)から花園に舞台を移した。時代は巡り、末次主将は「この地で作られた数多くのドラマと伝統を継承しながら、愛と勇気を持ってプレーします」と高らかに誓った。

 坂田会長は「仲間同士でいつまでも語り継いでほしい」と話す。今回もまた、「聖地」で懸命にプレーする高校生の思いが、新たな歴史をつないでいく。【村社拓信】

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記事(提供:毎日新聞/2018/12/27 19:49)

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