第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

高校ラグビー 京都成章の辻野 急造ながら前半だけで3トライ演出

全国高校ラグビー・1回戦(27日)

 1年生ながら、急きょ任された司令塔役をしっかり果たした。前半13分。中央付近の密集からボールを受けると防御線の間を突破し、相手タックルを次々とかわして22メートルラインまで抜け出した。最後はSH藤谷につなぎ、2本目のトライを演出。前半だけで3トライをお膳立てし、チームを勢いづけた。

 本来のポジションはフルバック(FB)だが、主将のSO安藤のけがで、1カ月前にコンバートされたばかり。「大舞台は緊張する」と言うが、グラウンドに立てば関係なし。視野の広さ、正確なキック、そして突破力が際立った。湯浅監督が「ゲームキャプテンをさせようかと思った」と冗談めかすほどの活躍にも、本人は「不完全燃焼。次への課題が見つかった」とおごる気配はない。

 初のAシードで臨んだ前回大会は準々決勝で敗退し、今年は春の近畿大会で初戦負けしたため、3大会ぶりのノーシードに甘んじた。そんなチームのために「次も強気に行きたい」と誓う姿は、もはや代役ではない。【長田舞子】

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記事(提供:毎日新聞/2018/12/27 19:37)

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