第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

高校ラグビー 廃部寸前から復活 新田が猛攻で13大会ぶり白星

全国高校ラグビー・1回戦(27日)

 古豪が復活の一歩を刻んだ。新田は12トライ、80得点の猛攻で13大会ぶりの白星。2年生で主将を務めるSO戒田は「1勝できて、記録にも記憶にも残る」と喜んだ。

 前半開始1分、敵陣22メートルライン付近の密集から左へ展開し、最後はWTB大村が先制トライ。一方、控えが1人だけの山形中央も必死に食らいつくが、さすがに足が止まった。それを見逃さず、後半は7トライを奪い、無失点の新田。速いテンポで展開する持ち味も存分に発揮し、戒田は「プレーを楽しめた」と満足顔だった。

 45回目の出場だが、花園は10大会ぶり。この間、活動が低迷し廃部寸前になり、かつて花園常連校に育てた亀岡政幸監督が2014年に復帰した際には、練習に来る部員はわずか4人だった。しかし、亀岡監督が地道な指導を重ね、選手と一緒に徐々に立て直した。

 この日は生まれ変わりの象徴として新調した山吹色のセカンドジャージーで勝利。亀岡監督は「久しぶり(の白星)というのが、すごく重たい」と感慨深げだった。【新井隆一】

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記事(提供:毎日新聞/2018/12/27 19:31)

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