第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

姉弟で挑む聖地・花園、全国高校ラグビー27日開幕

 東大阪市花園ラグビー場で27日に開幕する第98回全国高校ラグビー大会。開会式直後の「U18花園女子15人制東西対抗戦」に、福岡県立筑紫高ラグビー部の本田実(みのり)選手(3年)が昨年に続いて出場する。今年は、強豪・東福岡でプレーする弟啓(けい)選手(1年)もメンバー入り。姉弟そろって聖地・花園に挑む。

 対抗戦は2021年の女子ラグビー・ワールドカップに向け、女子選手の強化などを目的に行われ、高校3年生以下の44人が選抜。東軍と西軍に分かれて対戦し、本田選手は筑紫の後輩2人とともに西軍に加わる。

 弟が小学2年からラグビーを続けていたことなどに刺激され、本田選手も高校からラグビーを始めた。筑紫では男子部員と同じ練習をこなし、ベンチプレスなど筋力トレーニングにも取り組む。長木裕監督(34)は「スクラムを組ませたら、1年生の男子部員より強い」と一目置く。

 対抗戦のメンバーには昨年も選ばれ、後半から西軍のプロップとして出場。だが、1トライも奪えず0―24で敗れた。自身、ノックオンをしてしまい、「ミスの思い出が強い」と悔しがる。

 ともに汗を流した筑紫の男子部員は、11月の県大会決勝で弟がいる東福岡に敗退。花園への夢を絶たれ、3年の男子は引退した。本田選手は高校最後の試合を前に「男子部員の分まで頑張りたい。ラストの試合は勝って終わる」と闘志を燃やし、「弟にも頑張ってほしい。筑紫が負けて複雑な思いはあるが、後は東福岡に勝ち進んでほしい」と激励する。

 その弟は、Aシードの東福岡で1年生ながら登録メンバーに。「まだまだチームに迷惑をかけてばかりだが、ボールを持てば少しでも前に進めたい」と意気込み、姉弟で活躍を誓った。【宗岡敬介】

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記事(提供:毎日新聞/2018/12/27 6:00)

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