第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

「必ず1勝つかみ取る」 特徴生かしリベンジ誓う 28日初戦、米子工VS群馬・桐生第一 /鳥取

 第98回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会など主催)が27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕する。2大会ぶり8回目の出場となる県代表の米子工は、28日午前11時20分から第2グラウンドで、初出場の桐生第一(群馬)との初戦に臨む。米子東が第79回大会(1999年)で鶴来(つるぎ)(石川)に勝利して以来の県勢史上“2勝目”を狙うチームの意気込みを紹介する。【園部仁史】

 部員全26人が高校からラグビーボールを触った。同級生から勧誘されたり、ラグビーを題材にした漫画・アニメ「ALL OUT!! (オール・アウト)」に影響されたり。HB吉村佳祐副主将(3年)は中学時代と同じくバスケ部に入部したが、1年の冬に移籍。三つ上の兄が倉吉北で花園に出場したこともあって「昔から興味はあったが、チームメートが背中を押してくれた」という。

 活動は週6日。5年前部員が6人しかいない時期もあったが、近年15人以上の部員を確保できており、練習の質も向上した。OBの理学療法士のトレーナーから指導を受け、マネジャーが作るおにぎりを毎日一人約1キロ食べて体作りにも励む。

 昨年は県予選の決勝で花園の切符を逃し、この1年は死にものぐるいだった。土日は中・四国の高校へ練習試合の相手を求め遠征した。練習前後に円陣を組み「エンジョイ!」と声を合わせる習慣も取り入れた。HB長谷川紘大主将(同)は「前は下級生が遠慮して指摘せず、なあなあで試合が進むことも。全員が楽しみながらプレーすることでコミュニケーションも円滑になり、プレーの精度は増した」と成長を口にする。7月には7人制の全国大会にも初めて出場することができた。

 2大会前に出場した花園に苦い思い出を持つ選手も。FW梅原瑛二選手(同)とFB柏田幸大選手(同)は1年生ながら試合に出場。初戦で強豪・浜松工(静岡)と対戦したが、計11トライを奪われて3-59と大敗した。

 梅原選手は「次こそは常に平常心を心掛ける」と、小柄なチーム(最高身長は177センチ)の特徴を生かしたプレーでリベンジを誓う。柏田選手も「あの悔しさを忘れたことはない。状況に応じた、横に広いパス回しを駆使し、必ず1勝をつかみ取りたい」と全力を尽くすつもりだ。

監督・進木康広(38)

    名前     身長   体重

 1 高場光輝 (2)174  83

 2 須山賢吾 (2)172  93

 3 佐藤正弥 (2)175 119

 4 江角翔  (2)175  72

 5 田中世良 (3)171  69

 6 梅原瑛二 (3)170  65

 7 井上大輔 (2)163  65

 8 樋口聖龍 (3)176  80

<9>長谷川紘大(3)162  67

10 吉村佳祐 (3)175  82

11 高本涼弥 (3)172  61

12 清水貴世 (3)167  67

13 中村蒼  (3)162  72

14 吉田尚央 (3)174  74

15 柏田幸大 (3)177  75

16 吉田湧尋 (2)168  83

17 山根礼杜 (2)163  72

18 升田吏紀 (1)173  65

19 川畑圭輔 (1)170  55

20 佐々木俊哉(2)160  50

21 笹間大翔 (2)172  72

22 重田佑護 (2)163  65

23 野川岳人 (1)167  62

24 岡田太陽 (1)174  62

25 佐川隼也 (1)165  55

26 若原光太郎(2)172  81

 ※丸カッコは学年。< >数字は主将

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記事(提供:毎日新聞/2018/12/25 13:40)

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