第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

桐蔭学園が4大会連続の花園切符 神奈川

 第98回全国高校ラグビーフットボール大会神奈川県予選(県高体連、県ラグビーフットボール協会など主催、毎日新聞横浜支局後援)は18日、横浜市神奈川区のニッパツ三ツ沢球技場で決勝があり、桐蔭学園が37-14で慶応を降し、4大会連続17回目の全国大会出場を決めた。

 桐蔭学園は序盤に2本のペナルティーゴールで主導権を握り、計5本のトライを挙げた。前半18分、NO8佐藤健次選手(1年)が中央を突破し倒されると、SH小西泰聖主将(3年)がすかさずボールを持ち出し、この試合最初のトライを奪う。さらに3分後、中央からのパス回しで右サイドに展開。ボールを受けたWTB西川賢哉選手(2年)がステップで相手をかわしてトライを決めた。前半だけで3本のトライを挙げ、後半は一時11点差に迫られたが、14分にフッカー紀伊遼平選手(3年)のトライで再び突き放した。

 対する慶応は前半終了間際、混戦からフッカー中村元紀選手(同)が押し込み、反撃。後半5分にもFL宮田健太選手(同)がトライを決めて追い上げたが、4年ぶりの全国大会出場はならなかった。

 ▽決勝

慶応 反7

1 1 0 0 7 1 1 0 0 7 14

T G P D 前 T G P D 後 計

3 2 2 0 25 2 1 0 0 12 37

桐蔭学園 反7

自分の仕事を全う 桐蔭学園3年・小西泰聖主将(SH)

 前半18分、連続攻撃からNO8佐藤健次選手(1年)が中央を突破し倒されると、すかさずボールを持ち出し、自らトライを決めた。「後輩が活躍してくれたから、得点につなげたいと思った」

 今大会はこの日初めて、グラウンドに立った。10月にアルゼンチンで開かれた18歳以下のユース五輪に男子7人制ラグビー日本代表として参加。銅メダル獲得に貢献したが、けがの影響で帰国後も戦列を離れていた。

 ライバル慶応との一戦に向け「この1週間は15人制の試合に慣れることだけに集中した」。しっかりとパスを出しチームにテンポを生み出す、自分の仕事を全うしようと心に決めていた。そして迎えた決勝で自らトライを決めるなど、チームに勢いをもたらした。

 1年生からメンバー入りし、自身3度目の全国大会に挑む。過去2年間はいずれも準決勝で敗退し、先輩たちの悔し涙を間近で見てきた。だからこそ、思いは強い。「僕たちはここで終わりではなく、もっとレベルアップできると全員が信じている。向上心を持って花園に臨み、(チーム初の)単独優勝にチャレンジしたい」【洪〓香】

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記事(提供:毎日新聞/2018/11/18 22:06)

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