第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県大会決勝 和歌山工、逆転トライV 26-22、激戦制し花園切符 /和歌山

 第98回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビーフットボール協会、全国高体連など主催)の県大会決勝が17日、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場であり、和歌山工が26-22で近大和歌山を降し、4大会連続24回目の全国大会出場を決めた。前半は攻守がめまぐるしく入れ替わり、近大和歌山が3点差をつけて折り返したが、和歌山工は後半、粘り強く攻め続け、逆転トライを奪って花園切符をつかんだ。全国大会は12月27日、東大阪市の花園ラグビー場で開幕する。【後藤奈緒、砂押健太】

近大和歌山 反4

 4 1 0 0 22 0 0 0 0 0 22

 T G P D  前 T G P D 後  計

 3 2 0 0 19 1 1 0 0 7 26

和歌山工 反4

 前半2分に和歌山工が中央へのトライで先制すると、直後に近大和歌山が攻め込んでトライを決め、交互に得点を重ねる好ゲームにスタンドは沸いた。29分には近大和歌山がラインアウトからナンバー8尾白大吉選手(2年)につないで中央にトライ。ゴールも決まり近大和歌山リードで前半を終えた。

 後半は風上に立った和歌山工が相手陣内で激しく攻めたものの、チャンスでミスが続き終盤までもつれた。24分に相手ラインアウトからターンオーバーした和歌山工は連続ラックでゴール直前まで進み、SH白樫侑大選手(2年)が決勝のトライ。ゴールも決まり近大和歌山を突き放した。

喜びは今だけ

 ○…和歌山工にとって近大和歌山は今年の新人戦(1~2月)と春季大会(6月)で続けて敗れており、花園出場のためには倒さなければならない相手だった。

 けがのため春季大会は出場できなかったSH白樫選手は戻ったが、今大会の準決勝は自陣ゴール直前でボールをチャージされたり、タックルからの集散が悪かったりと本来の良さを出し切れないでいた。花園の目標は3回戦進出。定兼蒼真主将(3年)は「ここで喜んでいるようではだめ。全国に通用するレベルを目指す」と話した。

後半踏ん張れず

 ○…3年連続で和歌山工に決勝で敗れた近大和歌山。中拓琉主将(3年)は「後半の試合をうまくコントロールできなかった」と涙をこらえた。前半2分に先制されたものの、直後の5分にサインプレーからPR森下尚選手(3年)が抜け出してトライを決め、前半終了間際には逆転に成功。持ち味の素早いパスとスピードを生かし、相手を上回る4トライを奪った。だが後半は自陣に攻め込まれ、ほとんどの時間を守備に追われる展開に。田中大仁監督は「前半の勢いのまま後半も行ければよかったのだが……。思い切ったプレーが出せなかった」と振り返った。

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記事(提供:毎日新聞/2018/11/18 13:42)

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