第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県大会決勝T 専大松戸VS流経大柏 花園へ17日に決勝 /千葉

 第98回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビーフットボール協会、全国高校体育連盟など主催)県大会は11日、決勝トーナメントの準決勝2試合が柏市の柏の葉公園総合運動場であり、専大松戸が日体大柏に42-7、流通経大柏が千葉北に61-3で勝った。専大松戸は6年連続、流通経大柏は24年連続の決勝進出。決勝は17日午後0時5分から、同運動場で行われる。優勝校は12月27日に東大阪市の花園ラグビー場で開幕する全国大会に出場する。【加藤昌平】

日体大柏、追い上げも

 ▽準決勝

日体大柏 反3

 0 0 0 0 0 1 1 0 0  7  7

 T G P D 前 T G P D  後  計

 1 1 0 0 7 5 5 0 0 35 42

専大松戸 反5

 専大松戸が着実に点数を稼いで勝利を収めた。前半、ゴールライン際で攻撃を阻まれて足踏みしたが、27分、SH佐藤世のトライで流れをつかんだ。後半3分にはSO徳永が左中間へトライ。その後も得意のランニングラグビーで点を重ねた。

 日体大柏は後半28分、PR立石が右中間にトライを決めたが、及ばなかった。

千葉北、PGで先制も

 ▽同

千葉北 反1

 0 0 1 0  3 0 0 0 0  0  3

 T G P D  前 T G P D  後  計

 4 3 0 0 26 5 5 0 0 35 61

流通経大柏 反9

 流通経大柏が大量得点で王者の貫禄を見せた。前半5分、SH諸井が中央にトライを決めると、その後も左右にボールをつなぎ、千葉北の選手を翻弄(ほんろう)。CTB柳田が2トライを決めるなど得点の山を築いた。

 千葉北は前半1分にペナルティーゴールで3点を先取したが、流通経大柏の攻撃を抑えきれなかった。

ゴールラインあと一歩 千葉北・WTB 中村進太郎(3年)

 後半30分、自陣のゴールライン手前から仲間が放ったパスボールを、左サイドで受け取った。タッチラインに蹴り出そうとした瞬間、目の前の相手選手が一歩下がるのが見えた。「走れば抜ける」。とっさにそう判断すると、ステップを踏んで相手を抜き去った。

 さらに数人を抜くと、目の前に芝生だけが広がっていた。体は熱かったが頭は冷静で、観客席の歓声がはっきりと聞こえた。「気持ち良い」。そのまま走り抜こうと決めた。

 22メートルラインを越えると相手のバックスに囲まれ、引き倒された。ゴールラインまであと15メートル。千葉北に訪れた最後のチャンスを生かすことができなかった。

 中学は野球部だったが、体験入部でラグビーの魅力を知り、のめり込んだ。自慢の俊足を生かそうと、キックやステップの練習を重ねてきた。

 同じ流通経大柏と対戦した昨年の県大会準決勝では後半で出場するも、ボールを持つことなく敗退。今年は雪辱戦の気持ちで臨んだが、及ばなかった。

 試合後、トライを決めきれなかった悔しさで涙があふれた。「来年は勝ち進んでほしい」。果たせなかった夢を後輩に託した。【加藤昌平】

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記事(提供:毎日新聞/2018/11/13 13:10)

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