第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県大会 きょう決勝 岐阜工連覇か、関商工奪還か /岐阜

 第98回全国高校ラグビーフットボール大会県大会(県高体連主催、毎日新聞社など後援)は11日、岐阜市の長良川球技メドウで決勝が行われる。連覇を狙う岐阜工と2年ぶりの優勝を目指す関商工が激突する。両校の決勝での対決は5年連続43回目で、ラガーマンの聖地・東大阪市花園ラグビー場への切符をかけ、午後0時35分にキックオフする。【沼田亮】

守備陣崩す攻撃狙う

 連覇を目指す岐阜工は、ボールを保持しながらフィールドを広く使う展開で、関商工の守備陣を崩す攻撃を狙う。昨年の全国大会を経験したナンバー8日比野大穂主将(3年)や、フランカー氏家恭兵選手(同)の突破力がカギを握りそうだ。昨年の全国大会出場の立役者となった戸野部謙選手(同)は今大会でまだ出場していないが、大一番での起用も予想される。SH加藤祐樹選手(同)やロック松山青(2年)も調子を上げており、攻守の要となりそうだ。

 岐阜工の徳重正監督は「点の取り合いになるだろう。関商工の横への展開を食い止め、選手が密集していない場所でボールを動かしていく。早く試合がしたい」と強い口調で語った。

持ち前の走力生かす

 リベンジに燃える関商工は持ち前の走力を生かし、FWとBKが一体となってフィールドを広く使う「展開ラグビー」で優勝を目指す。SO山田楓真主将(3年)が中心となって試合を組み立てる。どのポジションの選手も走力を生かし、相手を振り切るのが持ち味。ロック石原飛来副主将(同)は、タックルを受けて倒れた味方へのカバーが速く、攻撃の柱となりそうだ。守備も強みの一つ。中でも山口大伍選手(同)と後藤匡揮選手(同)の両フランカーや、WTB上野颯汰選手(1年)は守備に定評があり、岐阜工の突破を中盤で食い止める試合展開に持ち込みたい。

 井川茂雄監督は「岐阜工はゴール前に来るとなかなか止められないので中盤で止め、相手を2トライ以内に抑えたい。こちらが積極的に走り込むシーンを増やし、先行逃げ切りの展開を目指す」と意気込みを口にした。

 今季の両校の対決は1月の県高校新人大会決勝では9点差で、6月の県高校総体決勝では12点差で、いずれも関商工が勝利した。しかし点差は大きくなく、実力は互角と言えそうだ。今回も接戦の展開が予想される。

 ■両校のデータ比較■

       <関商工> <岐阜工>

FW総体重  658キロ 677キロ

登録選手3年   22人   16人

 〃  2年    7人   13人

 〃  1年    1人    1人

部員総数     65人   44人

 ■今季の両校対決■

新人戦 関商工○22-13●岐阜工

県総体 関商工○24-12●岐阜工

 ■過去の県大会決勝対決■

 関商工 29勝 岐阜工 11勝

 ※引き分け2回

 ■全国大会出場■

 関商工 37回 岐阜工 18回

 ※岐阜工は西宮球技場が会場だった第39回、第40回大会出場も含む

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記事(提供:毎日新聞/2018/11/11 11:51)

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