第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

石見智翠館が28大会連続で花園、島根代表

 第98回全国高校ラグビーフットボール大会島根県予選(県高体連、県ラグビーフットボール協会、県教委、毎日新聞社主催)は4日、出雲市の県立浜山公園陸上競技場で決勝があり、石見智翠館が101-0で出雲を圧倒して28大会連続28回目の花園出場を決めた。【鈴木周】

 石見智翠館が計17トライを決めて出雲を圧倒した。前半3分、敵陣ゴール前5メートルのラックからパスを小刻みにつないで右隅へ展開し、WTB谷のトライで先制。その後もフィールドを広く使ったパス回しで出雲を翻弄(ほんろう)し、前後半ともに主導権を握った。夏以降練習してきたというバックス陣を軸にした分厚い攻撃で出雲の守備を崩した。

 出雲は前半、22メートルライン付近までボールを運ぶも、石見智翠館のタックルに阻まれて得点できず。しかし、点差が開いても諦めない姿勢を徹底し、強烈なタックルで石見智翠館のノックオンを誘う好プレーも見せた。ついにトライは奪えなかったものの、強豪相手に健闘が光った。

身長163センチ、果敢なタックル 出雲・間壁由亘主将(3年)

 身長163センチの体で、石見智翠館の100キロ超の選手にも果敢にタックルを繰り返した。出雲の間壁由亘(よしのぶ)主将(3年)だ。高校でラグビーを始めた。小柄ゆえの低いタックルの練習を積むうちに恐怖は徐々に消え、大きな相手からボールを奪う楽しさに夢中になった。

 この日は大量リードを許す苦しい展開ながら「前を向こう。楽しむぞ」と味方を励まし続け、試合後は「3年間続けてよかった。石見智翠館との差をさらに縮めてほしい」と後輩たちにエールを送った。勝部寛明監督は「気持ちを全面に押し出してくれた」とねぎらった。【鈴木周】

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記事(提供:毎日新聞/2018/11/4 17:47)

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