第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

静岡聖光が花園切符 静岡県大会

 第98回全国高校ラグビー静岡県大会(県高体連など主催)の決勝が4日、袋井市のエコパスタジアムで行われた。静岡聖光が8トライを決め浜松工に56-7で勝利し、3大会ぶり5回目の優勝を果たした。静岡聖光は12月27日に東大阪市花園ラグビー場で開幕する全国大会に出場する。【松岡大地】

 静岡聖光は前半8分、ゴール前ポスト左ラックからFW市川天翔選手(3年)がトライを決め先制。同14分にはFWの柴田紘輝選手(同)が抜け出しトライを決めるなど、FWを中心とした力強い攻めで試合を優位に進めた。浜松工はバックスを中心とした素早いパス回しで前半18分に1トライを返したが、後半も、静岡聖光の勢いを止められなかった。

昨年の悔しさ晴らせた 静岡聖光3年・FW 水野龍太郎選手

 177センチ、93キロと恵まれた体格のFW。「トライは決められなかったが、ディフェンスで良い流れは作れた。うれしい」と優勝の喜びをかみしめた。

 忘れられない試合がある。昨年の県大会、東海大翔洋との決勝。12-15で迎えた試合終了間際。相手陣地まで押し込み、トライまであと数十センチの位置でボールをこぼし、ノックオンの反則を取られた。「決めなければと、焦っていた」。試合は、そのままノーサイド。あと一歩で、チームは花園への切符をつかみ損ねた。

 悔しさで涙が止まらなかったが、先輩から「来年、頼んだぞ」と声をかけられた。その時からずっと「絶対やり返してやる」と闘志を燃やし続け、1年間で体重を5キロ増やし、筋力もつけるなど努力を重ねてきた。

 そして迎えた、この日。浜松工の素早いパス回しや攻撃を、屈強な体で何度もはね返し、3大会ぶりの花園出場に大きく貢献した。「昨年の悔しさを晴らせた。チームの目標は全国ベスト8。個人としてもまだまだ成長し、上を目指したい」【松岡大地】

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記事(提供:毎日新聞/2018/11/4 17:45)

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