第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県予選 あす決勝 航空石川VS鶴来 花園かけ、盾と矛の対決 /石川

 第98回全国高校ラグビーフットボール大会県予選(県高体連、県教委主催、毎日新聞北陸総局など後援)は3日、金沢市営球技場(金沢市富樫3)で日本航空石川と鶴来による決勝が行われる。2校の顔合わせは5年連続。優勝校は12月27日から東大阪市花園ラグビー場で開かれる全国大会に出場する。県予選14連覇がかかる日本航空石川の防御か、15大会ぶり7回目の花園切符を目指す鶴来の展開力か。盾と矛の対決にも注目だ。【岩壁峻】

 鶴来にとって、1トライも奪えずに0-95で完敗した昨年決勝の記憶は苦い。60~70キロ台という主力の体格を激変させるのは至難の業だが、ピッチを駆け回りパスを左右に散らす俊敏性を養ってきた。「(スクラムなど)セットプレーでは日本航空石川に分がある。極力(広く球をつなぐ)オープンプレーで勝負したい」と、谷口友春監督は決戦の舞台をにらむ。

 キーマンは、FB山本晟人(せいと)選手(2年)。50メートル6秒台前半の快足で、今大会準決勝では後半だけで4トライを奪った。昨年の決勝は、高校日本代表にも選出された兄健人さん(18)=拓殖大=と出場。「兄の分も含め、リベンジしたい気持ちは強い」。迷いのない加速で、日本航空石川相手にも得点を量産する覚悟だ。

 日本航空石川の小林学監督も「山本選手に球が渡る前に(好機を)つぶしておきたい」と警戒する。DFラインを押し上げるなど、「苦し紛れにパスを回させる展開ができれば」(小林監督)と対策に余念がない。密集戦には絶対的な自信を持つだけに、相手の土俵に乗らないことが勝負の分かれ目と指揮官も心得ている。

 昨年の全国大会で県勢初の8強入りに貢献したロックのアサエリ・ラウシ選手(3年)は股関節を痛めており、決勝も欠場する見通し。それでも「1~2年生にチャンスを与えている」と、小林監督は泰然としたもの。層の厚さを見せつけ、無失点での県予選通過をもくろんでいる。

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記事(提供:毎日新聞/2018/11/2 15:04)

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