第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

魚津工、3大会ぶり花園へ

 第98回全国高校ラグビーフットボール富山県大会(県高体連主催、毎日新聞社、チューリップテレビ後援)の決勝が27日、富山市森5の岩瀬スポーツ公園であり、魚津工が26-15で富山第一を破って3大会ぶり3回目の花園出場を決めた。魚津工は、東大阪市の花園ラグビー場で12月27日に開幕する全国大会に出場する。

 試合後に表彰式があり、松倉泉・県高体連ラグビー専門部長から魚津工の高瀬遊介主将(3年)らに賞状や優勝杯が贈られた。冷たい雨が降る中、死力を尽くした両チームに、スタンドから惜しみない拍手が贈られた。

 51代表で争われる全国大会の組み合わせ抽選は12月1日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであり、3回戦までのカードが決まる。【青山郁子、森野俊】

カラーが前面に出た

 山田浩史・魚津工監督 予想以上に厳しい試合だったが、フォワード陣が持ち味を出してくれて、こちらのカラーが前面に出た。今日だけは選手を褒めたい。花園ではディフェンスに磨きをかけて富山第一の分も頑張る。

全員でつかんだ勝利

 高瀬遊介・魚津工主将 2年間悔しい思いをしてきたので優勝できて素直にうれしい。チームメート全員でつかんだ勝利。花園では8強を目指し、強みのフォワードの精度をさらに上げて、これから練習を積む。

ほぼ100点

 富山第一・河合謙徳監督 力で押し込まれ、取るべきところで取り切れなかった。相手のキーマンを組織で止められなかったことは悔やまれるが、選手たちは本当によくやってくれた。ほぼ100点だと思う。

重量フォワードに対応できなかった

 富山第一・成瀬渉主将 速さを生かす自分たちのやりたかったラグビーはできたが、それを魚津工が上回った。相手の重量フォワードに対応できなかったのが敗因。1、2年生にはこの悔しさを糧にしてもらいたい。

ライバルを力でねじ伏せ

 力の魚津工とスピードの富山第一が激突した。今季は新人戦、春季大会、高校総体の3大会でいずれも決勝は同じ顔合わせ。1勝1敗1引き分けの五分で臨んだこの日も予想された接戦となったが、最後に魚津工がライバルを力でねじ伏せた。

 開始直後から激しくボールを奪い合う試合展開となった。魚津工は前半8分、中央22メートルライン付近のラックからフランカー立野(3年)が持ち出して先制トライ。3連覇を目指す富山第一も持ち味のスピードを生かして同10分と16分にトライを立て続けに奪い、いったんは逆転に成功したが、同20分に魚津工の左プロップ魚田(同)が中央ゴール前ラックから押し込んでトライを決め、両者とも2トライで前半を終えた。

 監督就任から30年を迎えた魚津工の山田浩史監督(54)はハーフタイムに「サイドが変わる後半は風上に立つので有利。思い切って動け」と鼓舞。送り出された選手たちが力を発揮した。後半18分に魚田が二つ目のトライを挙げて逆転すると、同22分には山田監督が全幅の信頼を置くナンバー8河尻(3年)がラックからのトライを奪ってだめ押し。富山第一のスピードを全力のディフェンスで食い止め、花園行きを決めた。

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記事(提供:毎日新聞/2018/10/27 18:55)

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