第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

岐阜予選

【開催期間】2018年10月28日 ~ 2018年11月11日

関市立関商工高等学校が代表校に決まりました
2大会ぶり38回目

決勝戦

関市立関商工高等学校

26

19-5
7-14

19

岐阜県立岐阜工業高等学校

11月11日(日)長良川球技メドウ

ハイライト記事

県大会決勝 関商工、堅守光りV 岐阜工の連覇阻む /岐阜

 第98回全国高校ラグビーフットボール大会県大会(県高体連主催、毎日新聞社など後援)の決勝が11日、岐阜市長良福光の長良川球技メドウで行われ、関商工が26-19で岐阜工を振り切り、2大会ぶり38回目の全国大会出場を決めた。両校による5年連続での決勝対決は、昨年のリベンジに燃える関商工が持ち前の堅守で岐阜工の突破を抑え、さらに好機で着実に得点を重ね、宿敵の連覇を阻んだ。全国大会は12月27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕。組み合わせ抽選会は12月1日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで開かれる。【沼田亮、花岡洋二】

岐阜工 反5

 1 0 0 0  5 2 2 0 0 14 19

 T G P D  前 T G P D  後  計

 3 2 0 0 19 1 1 0 0  7 26

関商工 反7

 関商工が持ち前の「堅守」から攻撃につなげるラグビーで主導権を握り、岐阜工の反撃を振り切った。

 関商工は前半3分、自陣10メートルラインでCTB高井翔馬選手(3年)がボールを奪い、60メートルを独走し先制。同14分にはモールでインゴールに押し込むと、同21分には岐阜工の密集からターンオーバーしてボールをつなぎ、SO山田楓真主将(同)がトライを決めた。一方、岐阜工は前半終了間際の同25分、モールでインゴールに押し込んで得点し、前半は関商工が19-5とリードして折り返した。

 後半は両チーム接戦の展開となった。後半5分、岐阜工がゴール前の連続攻撃から最後は再びモールで押し込みトライを挙げた。対する関商工は、同10分にボールを高く蹴るハイパントで岐阜工のキャッチミスを誘い、ボールを奪ったWTB上野颯汰選手(1年)が独走トライを決めて引き離した。粘る岐阜工は同28分、モールで押し込み7点差まで迫った。しかし最後は関商工のSO山田主将がタッチラインにボールを蹴り出し、ノーサイドの笛が鳴った。

反則誘う守備 攻撃の糸口つかませず 関商工

 リベンジに燃えていた。昨年敗戦の悔しさを胸に、関商工が磨いてきた堅守からの攻撃が、2年ぶりの悲願につながった。

 堅い守備がリズムよく攻撃へとつながった。攻め込まれても、練習を重ねた守備で相手の反則を誘い、インゴールを守った。中でも岐阜工のキーマン、戸野部謙選手(3年)、日比野大穂主将(同)の両CTBをフィールド中盤で食い止めたことで、相手に攻撃の糸口をつかませなかった。関商工のCTB高井翔馬選手(同)の先制トライは、自陣10メートルライン付近の守備から生まれた。終盤も岐阜工の猛攻は続いたが、防ぎきった。

 攻撃は、ハイパントで相手の裏を狙う戦法が効果的だった。前半21分、中盤からのハイパントで裏を狙い、相手がボールをキャッチしたところをタックル。密集からターンオーバーすると、パスを受けたSO山田楓真主将(同)がインゴールに飛び込んだ。後半10分にも中盤からのハイパントでキャッチミスを誘い、ボールを奪ったWTB上野颯汰選手(1年)がトライを決め、引き離した。相手の両WTBとFB付近に落とせば、ターンオーバーにつながるという分析に基づいた戦略だった。

 試合後、井川茂雄監督の目に涙が浮かんだ。「ほっとしました。心のどこかに(優勝するまで)長かったという思いがあった」。感無量の表情で語った。最後は歓喜に沸く選手たちに手荒く担がれ、指揮官の体が何度も宙を舞った。【沼田亮】

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記事(提供:毎日新聞/2018/11/13 11:11)

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