第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

3回戦 大阪桐蔭、個と組織力で圧倒 常翔学園、「俺たちが上」証明 /大阪

 第98回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビーフットボール協会、全国高体連など主催)は1日、3回戦があった。大阪桐蔭は90-0で玉島(岡山)に圧勝し、常翔学園は50-28で黒沢尻工(岩手)を降した。3日の準々決勝で、大阪桐蔭は報徳学園(兵庫)と午前11時55分から、常翔学園は流通経大柏(千葉)と午後2時45分からいずれも第1グラウンドで対戦する。【加藤佑輔、李舜】

大阪桐蔭

 大阪桐蔭が圧倒的な個の力と組織力を見せつけた。

 前半開始から間もなく、右中間ラックからSH秋山良雅選手(3年)がボールを持ち出し、先制トライ。159センチと小柄ながら、巧みなパスワークと判断力が持ち味だ。母ちささん(47)は「良くやった」と拍手。「入学直後は他の部員よりご飯を食べられず悩んでいたが、努力を重ねて15キロ体重を増やした。努力が報われて良かった」と笑顔を見せた。

 強力なタックルや、スペースを突くキックなどで次々と敵陣に攻め入り、前半は7トライを奪った。

 後半に入り、玉島は得意のモール攻撃を仕掛けてきたが、全員で体を張って食い止め、相手を零封。後半も7トライを決めた。

 年明け早々から見事な試合を見せ、スタンドで応援をしていたラグビー部員も「いいぞ、いいぞ、桐蔭」と歓声を上げた。同部の藤本海晴さん(2年)は「メンバーの頑張りに刺激されて、僕らも応援に力が入る。次の試合も絶対に勝つと信じている」と話した。

大阪桐蔭 90 45-0 0 玉島

        45-0

常翔学園

 前半は、開始直後から中央で激しくボールを奪い合う展開に。FWのパスの連携で少しずつ攻め上がり、敵陣でパスがつながったCTB岡野喬吾選手(2年)が中央に先制トライを決めた。

 スタンドで孫の活躍を見つめていた祖母の康子さん(72)もガッツポーズ。試合には欠かさず応援に駆けつけているという康子さんは「見る度に体が大きくなり、プレーも頼もしくなっている。この後もどんどん攻撃を見せて」と喜んだ。

 前半は一時逆転を許したが、「自分たちの力が上だと見せつける」と闘志を燃やし、21、24分にフッカー高井翔太選手(3年)が早い動きでトライを決め、再び優位に立った。

 後半も重量FWのタックルにひるむことなく、素早いパス回しでかき回し、トライを重ねた。

 試合終了後、高井選手は「前半は相手の攻撃に対して受け身になっていたので、後半は積極的に前に出た。次戦も体を張ったプレーをしたい」と話した。

常翔学園 50 26-14 28 黒沢尻工

        24-14

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記事(提供:毎日新聞/2019/1/3 14:17)

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