第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

国栃、8強逃す /栃木

 東大阪市の花園ラグビー場で開かれている第98回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会など主催)で、県代表の国学院栃木は1日、3回戦でBシードの報徳学園(兵庫)に19-57で敗退。7大会ぶりの8強入りは果たせなかった。

 前々大会で引き分けた因縁の日本航空石川(石川)を2回戦で降した勢いで臨んだ国学院栃木。テンポの速い展開ラグビー相手に後半5分までに7-36と苦戦したが、選手たちは誰も諦めていなかった。

 後半7分、敵陣22メートルライン付近で、SO前田玲緒選手(2年)からパスを受けたWTB中里泰介選手(3年)が抜け出し、WTB安達翔栄選手(3年)に託した。大学で競技を続けない安達選手はこの日が最後の公式戦。「劣勢の中、仲間が必死につないでくれたボール」と走り、集大成のトライを決めた。

 後半13分には敵陣7メートルでラインアウトから得意のモールを形成。FW8人が一体となったモールは徐々に報徳学園の防御を押し込み、フッカー石母田健太選手(3年)がトライ。「まだ行けるぞ!」選手たちは鼓舞し合って逆転を信じた。

 しかし、その後は報徳学園にグラウンドを広く使ってパスを回され、防御が続いた。後半33分にトライを奪われ、ゴールキックが決まったところでノーサイドの笛が鳴り響いた。

 SHとして攻撃の中心を担った北村瞬太郎選手(2年)は「速い展開からどう力勝負に持ち込むかなど、課題は分かった」と赤い目で語った。次の花園で8強入りを目指し、間もなく新チームで始動する。【李舜】

国学院栃木 反6

  1 1 0 0  7 2 1 0 0 12 19

  T G P D  前 T G P D  後  計

  4 3 0 0 26 5 3 0 0 31 57

報徳学園 反4

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記事(提供:毎日新聞/2019/1/3 11:55)

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