第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

キックの精度と状況判断抜群 報徳学園・宮崎

 ○報徳学園(兵庫)57―19国学院栃木(栃木)●(3回戦・1日)

報徳学園・CTB=宮崎隼人(はやと)(3年)

 キックの精度と状況判断が抜群だった。「うまくスペースを見つけられた。100点です」。意表を突くプレーでスタンドを沸かせ、ノーシードながら勝ち上がってきた相手の勢いを消し去った。

 前半4分、ハーフウエー付近でのラックから出たボールを受けた。縦にわずかなスペースを見つけると、相手防御の間をグラバーキックで通し、自らキャッチして一気に加速。5人を置き去りにする約45メートル独走の先制トライを挙げた。前半終了間際にも、相手の裏へふわりと浮かせた技ありのキックパスで味方のトライを演出した。

 最も力を注ぎ、磨いてきたのがキックだった。身長171センチ。「大きくないので、それを補う技術が欲しかった」。チームとは別にキック専門のコーチから基礎を学び、全体練習後に毎日約30分、ひたすら楕円(だえん)球を蹴り続けた。憧れだったSOの座は逃したが、攻守の軸となるCTBとして視野の広さと技術の高さを見せ、西條監督も「トリッキー」とたたえた。

 発想力あふれるプレーが、好調なバックス陣をけん引している。【長宗拓弥】

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記事(提供:毎日新聞/2019/1/1 21:11)

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