第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

機動力に磨き 流通経大柏、京都成章を突き放す

 ○流通経大柏(千葉)45―14京都成章(京都)●(3回戦・1日)

 流通経大柏が後半に京都成章を突き放した。磨きをかけた機動力を生かし、惜敗した前回の雪辱を果たした。

 前半終了間際に挙げた先制トライで勢いづいた。後半3分、相手陣内での密集からSH諸井が抜け出し、主将のプロップ葛西につないでトライ。その3分後にも、ラインアウトから出たボールを諸井が自ら運んでトライを挙げ、試合の流れをつかんだ。

 元々はモールなど密集からの攻撃を得意とする流通経大柏。だが「京都成章は混み合った状況で強い」と読んだ相監督は、できるだけ相手に密集を作らせないようにキックで陣地を稼ぐことを意識したという。前半は相手の鋭いタックルを受ける場面もあったが、「我慢できた」と葛西主将。後半は昨夏の全国高校7人制大会を制した機動力で狙い通りにスペースを突き、突破を繰り返した。

 前回大会の3回戦でも、Aシードだった京都成章と同じ第1グラウンドで対戦。粘り強い防御に阻まれ、0―5で敗れた。今回はシード校の立場こそ入れ替わったが、合計7トライを奪う快勝劇だった。

 1年前の悔しさを晴らし、8大会ぶりに進んだ準々決勝では常翔学園と対戦する。葛西主将は「目標は日本一。また我慢して、自分たちのラグビーを貫きたい」と勝機を狙っていく。【村社拓信】

関連記事
記事(提供:毎日新聞/2019/1/1 20:29)

毎日新聞

Copyright (C) 2017 毎日新聞社 記事の無断転載を禁じます。

高校ラグビーニュース

毎日新聞

Column