第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

縦横無尽に4トライ 東福岡・高本が鮮烈花園デビュー

○東福岡69―3関商工●(2回戦・30日)

 グラウンドを所狭しと疾走する、鮮烈な花園デビューだった。東福岡のWTB・高本とむ(2年)。チーム最多の1試合4トライは自身でも初めての経験だ。

 前半2分、中央から左に展開したボールを受けると、約30メートルを独走し先制トライ。後半5分にはゴールまで約30メートル地点で5人飛ばしのロングパスを受け、相手のタックルを振り切った。「ライン際でボールを持ったらトライを取る」と、2年生ながら高校日本代表候補の実力を示した。

 前回大会は同級生のWTB志気の活躍をスタンドから応援し、悔しい思いをした。5月にレギュラーの座をつかむと、50メートル6秒1のスピードと位置取りの的確さで、藤田監督から「トライの取れるウイング」と厚い信頼を寄せられる。

 大阪府箕面市出身だが、3連覇(第89~91回)時の試合を観戦し、圧倒的強さに憧れて入部した。地元でのデビュー戦にも「緊張せず、楽しかった」と大物ぶりを発揮した。

 名前には「何にでも『富む』ように」との両親の願いが込められている。王者復活を目指すチームの鍵を握っている。【佐野優】

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記事(提供:毎日新聞/2018/12/30 18:38)

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