第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会

開会式 きょう初戦へ、尾道堂々 /広島

 第98回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビーフットボール協会、全国高体連など主催)が27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕した。開会式で、県代表の尾道(12大会連続13回目)は、県予選の優勝旗を持った高武(こうたけ)俊輔主将(3年)らが堂々と入場行進。初戦は28日午前10時、東京第2地区代表の本郷(8大会ぶり10回目)と対戦する。

 梅本勝監督(55)は「選手たちは平常心を保てていると思う。負けたら終わりなので、開き直って試合に臨んでほしい」。高武主将は「本郷はパス回しで展開するチーム。自分たちの守備で相手を止め、流れを引き寄せたい」と力を込めた。

監督を勝利で送る

 2002年の創部以来チームを率いる梅本監督は、今季限りで尾道を離れる。最後の指揮となる花園に「自分がずっと求めてきた、見る人を沸かせるラグビーをしてほしい」と期待した。

 梅本監督は尾道市出身。尾道商高、大阪体育大を経て社会人のマツダでプレーした。高校ラグビーの指導者に転じ、1990年から江の川(島根)=現石見智翠館=の初代監督として新設の部を全国大会常連に育てた。尾道でも創部から指導に携わり、精神面の鍛錬を重視した熱血指導で、創部13年目の第94回大会では広島県勢として69大会ぶりの4強入り。「文武両道」を掲げ、部員には学業との両立や複数の部活を勧める。西日本豪雨では被災地ボランティアにも力を入れた。

 陣内(じんのうち)源斗(みなと)選手(3年)は「厳しい指導で、本気でぶつかってくれた」と感謝。高武主将は「花園では、チームを育ててくれた監督を最高の形で送り出したい」と意気込んでいる。

 梅本監督の後任には、田中春助コーチ(30)が就任予定。梅本監督は来春から倉敷(岡山)に新設されるラグビー部で監督を務める。【李英浩】

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記事(提供:毎日新聞/2018/12/28 15:24)

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