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(2016/12/30 20:30)
○石見智翠館39-0東農大二●(30日・2回戦)
「守り大好き」を自任する石見智翠館が、鮮やかなカウンターを決めた。17-0の前半28分、自陣22メートルライン付近での相手ラックのボールを奪うと、素早く左へ。プロップ佐野がハンドオフでタックルを振り切り、最後はWTB仁熊が左サイドを約50メートル独走し、トライを決めた。
後半もモール攻撃などで3トライ。ただ、大量リードにも防御への集中力を切らすことなく、試合終盤も素早い出足で東農大二を自陣のゴール前にくぎ付けにした。安藤監督は「(攻撃で)ミスをしても落ち込むどころか、ディフェンスができてうれしいと思っている」と笑う。前回4強の強豪は、すきがない。