
Copyright (C) 2016 毎日新聞社 記事の無断転載を禁じます。
(2016/12/30 12:57)
第96回全国高校ラグビーフットボール大会(日本ラグビー協会、毎日新聞社など主催)に出場している県代表の新潟工は29日、奈良県天理市で、明大中野(東京第2)との2回戦に向けて最後の練習に臨んだ。練習は午前10時から約2時間行われ、グラウンドには樋口猛監督と選手らの声が響いていた。
「前見ろ、前!」「ぼけっとすんな!」。速いアタックが特徴の明大中野を想定した練習では、樋口監督が声を張り上げると、選手らは集まって互いの動きを確認。1回戦で課題となったディフェンス陣の並びなども改めて確認していた。
樋口監督は「油断しないようにしたい。勝ちますよ」と笑顔。小林大也主将(3年)は「2回戦を突破して『歴史を作る』ことをスローガンにしてきた。チャンスは目の前。練習してきたことを出し切りたい」と意気込んだ。2回戦は30日午後2時から、東大阪市花園ラグビー場の第3グラウンドで行われる。【後藤結有】