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(2016/12/28 14:10)
第96回全国高校ラグビーフットボール大会(日本ラグビー協会、全国高体連、毎日新聞社など主催)が27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕し、3年連続9回目出場の京都成章の選手たちも開会式に臨んだ。
朝から降り続いた雨のため、選手たちは青と黄色模様のジャージーの上に灰色のベンチコートを羽織り、大きな声を上げながら、1年ぶりとなる聖地の芝を力強く踏みしめ入場行進した。
三木亮弥主将(3年)は「府予選決勝から1カ月、日本一になるため準備をし、気持ちを高めてきた。試合では苦しいこともあるだろうが、常に笑顔を忘れずラグビーを楽しみたい」と力を込めた。
1年生で唯一の登録メンバー、片岡祐二選手は「ついに来たと気合が入った。先輩に『結果は恐れるな』と言われているので、思い切り走り回りたい」と抱負を語った。湯浅泰正監督(52)は「緑の芝を見て、今年も戻って来られたと身が引き締まった。いい試合をしたい」と誓った。
Bシードの京都成章は、30日正午から第2グラウンドである2回戦で、旭川工(北北海道)を69-5で破った高鍋(宮崎)と対戦する。【礒野健一】
〔京都版〕