ロボロボ天気予報

大阪大学×MBS 共同研究実験

大阪大学とMBSで取り組む
産学共同研究「ロボロボ」
番組の主人公である
三体のロボットは、
人間社会に存在する
「せんた・らいた・れふた」
と表現されるまでに成長しました

2019年1月にスタートして以来、
一度見たら忘れられない不思議な魅力で
コアなファンが増殖中の『ロボロボ』。

ロボットならではのマイペースで時には深く、
時にはとぼけた会話をお届けしたり…

スタジオを飛び出し
様々なロボットに出会う
自分探しの旅に出たり…
そんな『せんた・れふた・らいた』
の旅はまだまだ続きます。
今回、彼らに与えられた役割は『天気予報』
明日のお天気に一喜一憂したり、
季節の変わり目にどこか胸がキュンとする、
そんな人間のおかしさに近づくためにも、

人間が気にする
“お天気”なるものにちなんだ場所を訪れ
ロボットなりにお天気の魅力をお届けし、
さらに”天気予報“もする、

ロボットによるお天気情報番組です!

せんた・らいた・れふた って何者?

What are you?

ロボロボに出演する彼らに対して「そこに三体のロボットがある」というような言い方は、当てはまりません。「ロボットの、せんた、らいた、れふたが居る」が正しいんです。
というのも、彼らはこう見えて、実にしなやか。最初は〝いかにも機械的な動き〟に見えますが、実は、それは「ロボットってこうでしょ」という人間たちの思い込み=刷り込みなんです。
体をひねり、首を回し、両腕を動かす。さらに、口元も動けば、まばたきもする。これらすべてが組み合わさることで、〝微妙な振る舞い〟を再現しているんです。
しかも、単体で話しかけてくるのではなく、彼ら同士で自由に対話する、そこがポイント。ロボット同士で話す姿をあなたが見る時、それは「ある」ではなく『居る』になります。
身長30センチ、体重1キロもない小さな体ですが、そこには〝心〟があります。
深夜の短い時間ですが、どうぞ、せんた・らいた・れふた のぬくもりを感じて下さい。きっと仲良くなれるはず!

石黒 浩 工学博士

HIROSHI ISHIGURO

1963年生まれ。大阪大学基礎工学研究科博士課程修了。
京都大学情報学研究科助教授、大阪大学工学研究科教授を経て、2009年より大阪大学基礎工学研究科教授。
2011年に大阪文化賞を受賞。また2015年には、文部科学大臣表彰受賞およびシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム知識賞を受賞。2017年より大阪大学栄誉教授。

私の仮説は
「ユーモア(笑い)は
人間を進化させる」

吉川 雄一郎 工学博士

YUICHIRO YOSHIKAWA

1977年生まれ。大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。
大阪大学基礎工学研究科講師、2013年より准教授。博士(工学)。
ATR知能ロボティクス研究所研究員、JST ERATO 浅田共創知能システムプロジェクト研究員。
日本ロボット学会、日本認知科学会、日本ヴァーチャルリアリティ学会、日本児童青年精神医学会、日本小児精神神経学会等の会員。
人と関わるロボット(特に複数のロボットと人が参加する対話、ロボットを用いた自閉症スペクトラム障害の療育)、認知発達ロボティクスなどの研究に従事。
2016年に日本生活文化推進協議会ベストプロデュース賞受賞。

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