WORK職種紹介
#19
BUSINESS DEVELOPER新規事業開発
- NAME
- 山根 淳綺Junki Yamane
- DEPARTMENT
- 経営戦略局/
MBSイノベーションドライブ - CAREER
- 2013年度入社
おシゴト紹介01 / 04
事業が成長できるような、
会社づくりをサポート。
あなたの仕事を教えてください。
MIDのミッションは、放送業界の垣根を越えた新規領域を探ること。グループ会社として、MBSの事業を基盤にしつつも、新しい技術を駆使したビジネスの創出を目指しています。切り口は「AI」「VR」「音声配信」「デジタルマーケティング」「食」「スポーツ」など多種多様。さまざまな得意領域を持つグループ内外の企業と協力して事業づくりを行っています。その中で私が関わっている会社が、株式会社アップランドです。VTuberなどのデジタル領域に強い企業で、2023年にM&AでMBSグループに加わりました。私は取締役と経営管理部長を兼任し、人事労務管理が主な仕事です。採用面接や社員の評価、給与の決定も担当。現場部署の意見を聞いて、時には自分で手を動かしながら社内の環境を整えるのが役目です。関わり始めた頃のアップランドは、人事労務を含む経営管理において改善を加える必要があり、休日出勤の際に代休を取りやすくするなど、制度の改善を行ったことで感謝の声をもらいました。他にも所属タレントのイベント企画やIP運営・プランニングなど、コンテンツが持っているポテンシャルを最大限発揮できるような環境づくりにも関わります。VTuberの数は年々増えていて、拡大中の市場。ここから、MBSグループを牽引するような存在になる事業をつくりたいです。
おシゴトの魅力02 / 04
VTuber×MBSで、
新たな可能性を。
MBSとMIDが力を合わせてできることは?
アップランドが得意とする事業は、VTuberキャラクターの開発や、所属タレントのイベント企画など。メタバースやVRといった先進技術を活かしたエンタメは、今後ますます増えると思っています。そんな中、MBSでも時代の流れに合わせた変革ができれば、メディアとして新しい可能性を広げられるはず。また、アップランドとしても、これまで単体で難しかった規模の取り組みをテレビ局の力で広げられるのでは、と考えています。たとえば、2023年から始まった「ちゃやまち推しフェスティバル」もそのひとつ。アニメ・ゲーム・アイドルなどのキャラクターや、声優・コスプレイヤーたちが登場するイベントに、アップランドの所属タレントが参加しました。他にも、アナウンサーのYouTubeチャンネル「ウラオモテレビ」からゲスト出演のオファーがあり、MBSのアナウンサーとVTuberの初共演を実現させることができました。テレビ局の力と新しいエンターテインメント、両方の強みを掛け合わせて新しい事業を育てていきたいと思っています。
おシゴトの目標03 / 04
多くの部署を
経験したからこそ、
今の自分がある。
MBSで得られたことと、これから目指す姿を教えてください。
入社後は編成部、報道センター、制作部、労政部に携わってきました。どれも最初は手探りからのスタート。だからこそ、10年間で全く異なる視点をたくさん得られました。はじめに編成局へ配属されたことも恵まれていたと思います。番組づくりの流れだけでなく、他局と比較したMBSの特徴も学び、テレビ業界全体の知見を得られた期間です。報道局の頃は、映画館にいても携帯電話がいつ鳴るか気が気ではないほどの緊張感がある日々でした。それでも社会のためになっている実感と、取り組むうちに見えてくるやりがいがあったから夢中になれたのだと思います。自分の携わったものが世に出る瞬間は、やはり嬉しいもの。さらに、経営やビジネスのおもしろさをMIDで新たに知りました。ジョブローテーションで経験を積み、入社時には存在しなかった新たなフィールドで現在も学び続けています。何かに特化した専門性も誇らしいけれど、どちらかというと私は、さまざまな立場の仕事を知っていること自体がスペシャリストと言えるような存在になりたい。MIDへの配属も自分で希望しました。公認会計士の勉強も番組制作の奮闘も、すべてが今に繋がっていて、自分のこの経歴だからこそできることを探っている最中。これまでの経験を活かす、絶好の機会だと思います。
COMMENT
大学時代はビジネスや経営の基礎を学び、公認会計士試験に合格。就活でも一度は会計事務所などを視野に入れたものの、人事部や同期の人柄に惹かれてMBSに入社。編成部、報道センター、制作部、労政部での勤務を経験して、現在は株式会社MBSイノベーションドライブ(以下MID)で、新規事業の創出に携わっている。