社員紹介

新しい価値観を提示する
『情熱大陸』であるために、
取り上げる人をまっすぐ見つめ、
とことん切り込む

中村 卓也

東京制作室
法学部卒業/2004年入社

中村 卓也

東京制作室
法学部卒業/2004年入社

interview1

営業を経て報道へ。
記者として濃密な時間を過ごした9年間

記者がマイク1本で取材を重ね、世の中の悪を追及する。そんなMBSの調査報道を見てかっこいいなと憧れ、報道に携わりたいと思うようになりました。就職活動では様々な放送局を受けましたが、MBSを志望する学生は優秀というよりは、どこか個性的。面談で出会う社員や人事の方もフレンドリー。肩ひじ張らずに付き合える自由な雰囲気に魅力を感じたのと、1年目からどんどん仕事を任せると言われたことが入社の決め手になりました。

入社後は東京支社で2年間営業に携わった後、大阪の報道局へ。報道はもともと希望していた部署で、営業時代もずっと「報道に行きたい」と上司に懇願していたので異動が決まった時は嬉しかったです。大阪の報道局には丸9年在籍したのですが、本当におもしろかったです。大阪府警捜査一課や大阪地検特捜部の担当として現場で聞き込みをしたり、夜討ち朝駆けで検察官を取材したり、他局に先駆けていかにスクープをモノにするかを常に考えていました。報道での最後の4年間は神戸支局で支局長も経験。STAP細胞事件やとある議員の号泣会見など、次々に起きる騒動の最前線に身を置くことで成長できたと感じています。

interview2

プロデューサーへの抜擢で、
改めて感じたMBSの自由な社風

MBSには自由な雰囲気があると言いましたが、それを最も実感したのが『情熱大陸』のプロデューサーに抜擢された時です(笑)。当時、私は報道局から東京制作室に異動になり、『情熱大陸』や『世界の日本人妻は見た!』でディレクターを務めていました。しかし、制作経験はまだ2年ほど。プロデューサー経験もない私にこんなに知名度の高い番組を任せてくれるのかと、MBSという会社の懐の深さを実感しました。

報道では情報を取るために自ら駆けずり回っていましたが、むしろ今は情報を受け取る側。番組で取り上げたい人物の情報収集も行いますが、数多くの制作会社から月100件以上持ち込まれる企画書を読み込み、精査するのもプロデューサーとしての重要な仕事です。キャスティングから構成まで番組の制作全般に携わり、決裁権も持っているからこそ、特に心掛けているのはフラットな視点を持つこと。制作会社の実績やこれまでの関係性に捉われすぎることなく、純粋に企画力で良し悪しを判断しています。特に人選は重要で、なぜ今このタイミングでこの人なのか×その人に挑戦はあるのかがキャスティングのポイント。各業界に時の人はごまんといますからね、その人がいかに新しい生き方を提示しているかを私は重視しています。

interview3

手ごたえを感じるのは、
番組を通じて新しい価値観を提示できた時

新しい生き方を提示している人として、ぜひ取り上げたいと思ったのがプロゲーマーのときどさんです。彼は東大工学部卒という高学歴にもかかわらず、ゲームが好きという理由でプロの道を選んだ人。その既成概念に縛られない生き方に感銘を受け、キャスティングしました。ディレクターにはあえてゲームをしない、知らない人材を選び、「東大卒のプロゲーマー」という彼に対して世間が感じる疑問やギャップ、ゲームに関する素朴な質問を投げかけてくれることを期待しました。このヨミは見事に当たり、そのディレクターはゲーム好きからは到底出ないような問いを連発。ゲームの世界大会で優勝した彼を前に、この取材中に何度も問いかけた「プロになって後悔していませんか?」という質問をぶつけた時はしびれました。このやり取りはSNSでも様々な論争を巻き起こし、ときどさんの回は歴代の『情熱大陸』の中でもかなり注目を集めました。

この放送終了後、ある少年のSNS投稿を見つけた時も嬉しかったですね。その子はこれまで「ゲームばかりしないで勉強しろ」と親から注意されていたのですが、ゲームのために体を鍛えるときどさんを見た母親から「あんた、ゲームするなら動体視力も鍛えたら?」と言われるようになったそう。同じ番組を見ていても世代の違う親と子では感じ方も違うものですが、この回では世代間のギャップが奇跡的に融合された。そんな手ごたえを感じられたのが嬉しくて、これからもそんな奇跡を起こせる回をつくりたいとモチベーションが上がっています。

みなさんへ一言

人気番組『情熱大陸』のプロデューサーとして私が今後目指すのは、若手ディレクターを積極的に起用することで今まで以上に新しい価値観を提示する番組づくりを行うことです。それがプロデューサーとしての私の色を出すことであり、『情熱大陸』のさらなる魅力を追求することにつながると思っています。ということは…MBSには若いみなさんが活躍できるフィールドがまだまだある!わくわくできる仕事がしたいなら、ぜひMBSに来てください。実際に配属されて仕事をすると想像と違う嫌な作業もあるものですが、ベースに仕事へのわくわく感があれば、きっとどんな仕事も楽しめると思いますし、成長できるのだと思います。

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