member introduction

社員紹介

『動画イズム』はまだ始まったばかり
伸びしろある配信ビジネスの
ダイナミズムを実感

中川 貴博

コンテンツビジネス局 コンテンツビジネス部
商学部卒業/1996年入社

INTERVIEW 01

経理部仕込みのひらめきが配信事業立ち上げの原点

経理部仕込みのひらめきが配信事業立ち上げの原点

大学時代に会計学を専攻していた観点から、非上場ながら有価証券報告書提出企業であり、自己資本比率や資本の独立性も高いMBSなら主体的なマネジメントと事業の健全性、新しいことへのチャレンジが保てるのではないかと期待を抱いて志望…というと言い過ぎかもしれませんが(笑)、企業としての財務会計的な健全性に魅力を感じ、MBSへの入社を決めました。これまで財務部、経理部、編成部などで経験を重ね、コンテンツビジネス部に異動になったのが2016年のこと。現在は動画配信サイト『動画イズム』(https://dizm.mbs.jp/)で見逃し配信やライブ配信、有料課金配信のビジネススキームマネジメントに携わっています。
そう、ここで鋭い学生のみなさんなら「経理部からコンテンツビジネス部へ?」「配信関連のビジネススキームマネジメントに携わる?」と、はてなマークが浮かんでいるはず。実は『動画イズム』立ち上げの背景にはさまざまなドラマがあり、その発信源となったメンバーの一人が私なのです。後発参入にもかかわらず、今では業界の配信事業をリードするまでに成長した『動画イズム』の成り立ちをこれからお話したいと思います。

INTERVIEW 02

新規事業の最有力候補として
「見逃し配信」に着目!

新規事業の最有力候補として「見逃し配信」に着目!

私が初めてテレビ番組の見逃し配信を知ったのは、まだ経理部に所属していた2014年7月でした。パラパラとIT情報誌をめくっていた時、目に飛び込んできたのが他局が始めた見逃し配信の記事。見逃した番組がネットで見られるという視聴者にとってのメリットはもちろん、1つの番組に対してテレビとネットで異なるスポンサーの、しかも競合する企業のCMが流れているのを見た瞬間、「これはビジネスとしてものになる!」と思い、すぐさま営業や編成など関係各所の要人に配信事業をやるべきだと掛け合いました。
.というのも、この時、MBSでは在阪局に先駆けてハッカソン(※)の開催を決めており、「IT技術を使って視聴者を夢中にさせ、深く巻き込む新しいテレビ番組を企画する」というテーマで新規事業のアイデアを募っていたのですが、経理部として受付事務局をしていた私のもとにはあまりパッとするアイデアが集まらない…頭を悩ませていたその時に出会ったのが、件の配信事業だったのです。
〈※数名で構成されたチームが短い期間に集中してソフトウェアやサービスを共同で開発し、アイデアと技術を競い合うイベント。ハッカソンは「Hack(ハック)」と「Marathon(マラソン)」をあわせた造語〉

INTERVIEW 03

見逃し配信の成功を経て、
他局に先駆けたライブ配信へ

見逃し配信の成功を経て、他局に先駆けたライブ配信へ

しかし、最初からすべてがスムーズに進んだわけではなく、2014年秋に動画配信のプラットフォームができ、2015年にサービスインしても社内からは新規事業への不安の声がちらほら。「見逃し配信」という言葉もまだ浸透していない時ですから、作業が増える、視聴率が下がる、権利処理が大変など、ネガティブな意見があふれていました。でも私たちはここであきらめるわけにはいかないと、「面倒な雑務はすべて自分たちがやる」と宣言して計画を続行。すると初めに『おとな会』のプロデューサーからやってみたいと打診があり、2015年5月から見逃し配信第一号が始まることになったのです。この配信がその年の秋には10万回、20万回と再生回数を伸ばし、社内でも事業の存在意義が評価されるように。その後は我も我もとさまざまな番組が名乗りを上げ、今では配信事業はMBSの確固たるメディアとして認められるようになりました。
こうしたプロジェクトの立ち上げは実は難しく、在阪局でトライアルに挑むのはキー局での検証が一通り終わって普及期に入ったタイミングが通常。それも経営上層部から降りてくることが多いのではないかと思います。しかし、MBSにおける見逃し配信プロジェクトはボトムアップのかたちで有志の集まりから立ち上がり、在阪局で最も早くスタートすることができました。しかも、2014年に配信事業を始めた他局ですらまだやっていないライブ配信がもう間もなくスタートするという快挙!今後も私たちは最新事例への挑戦を続け、テレビやラジオ、イベントと並ぶ収益の柱となれるようこのビジネスを育てたいと思っています。

みなさんへ一言

テレビ局への就職を志すのに「面白い人物でないといけない」とか、「特別な能力がないといけない」などと思うことはまったく必要ありません。私が好きな人物は、基本的に責任感があるまじめな人です。この基礎的な資質は、瞬間的で表面的な面白さや瞬発力などよりも長い社会人生活においてより重要な資質だと考えます。つまり10年、20年働くうえで必要とされるのはガムよりスルメ。噛めば噛むほど味が出る人材です。どうか粘り強く、そして好奇心旺盛であることを大切にしてください。また、昨今は働き方改革が叫ばれる時代ではありますが、私は「Work hard(熱心に働こう)」「Have fun(自分の仕事を楽しもう)」「Make history(新しい歴史をつくろう)」というAmazon創業者の言葉を大切にしています。

中川 貴博