3歳からずっとバイオリンを弾いていて、音楽のことしか頭になかったある日。テレビで見たダウンタウンさんの番組が衝撃的に面白く、一気にテレビが大好きになりました。そして中学生の頃からナインティナインさんのラジオにネタハガキを出すようになったんです。高校1年の冬、初めて自分のネタが読まれた時が、人生でいちばん嬉しい瞬間でした。
ハガキ職人をしていたことがきっかけで、大学2年の頃から東京のテレビ番組の台本を書く放送作家の仕事をするようになりました。就活をしようか迷っていた大学3年の頃、憧れだった放送作家のカツオさんに弟子入り志願し、さまざまなテレビ局の企画会議に連れ回していただくようになりました。そこで出会った若手局員の方と、毎日のように企画会議をして企画書を書きまくりました。そんな日々の中で、「企画書を通せば入社数年にして自分の企画を演出できる」という自分の同年代の人たちの姿を見て、やっぱり自分もテレビ局に入りたいと思うようになりました。