世界ふしぎ発見!
3月24日(土) よる9時
マチュピチュ遺跡発見から101年!
インカ帝国のふしぎを特集。出土品から見えてくるインカの謎の最新情報とは…
12世から16世紀にかけてアンデス山脈を中心に南北4000?qに渡って繁栄したインカ帝国のふしぎを紹介する。
インカ帝国の象徴とも言うべきマチュピチュ遺跡がアメリカ人探検家、ハイラム・ビンガムによって発見された1911年から今年は101年。ビンガムの母校エール大学からマチュピチュの出土品の一部が返還され、クスコに新たに作られた博物館に展示されて注目を集めている。それら出土品からも見えてくるインカの謎に迫る。
インカの人々の言葉、ケチャ語で「へそ」という意味をもつクスコはかつてのインカ帝国の首都で、現在は街全体が世界遺産に指定されており、マチュピチュ観光の起点として年間100万人以上の人々が訪れる。
ビンガムがマチュピチュを発見し、写真という画期的な手段を使って初めて発掘状況を報告したことで世界の人々が驚嘆し、遺跡ブームが巻き起こったという。
ミステリーハンターは発見当時の写真を手にしながら遺跡を巡り、100年前と現在の様子を比較する。
一方、調理器具や土器、装飾品など4万点にも及ぶ出土品から人々の暮らしを考察する取り組みも行われている。
マチュピチュの墓から発掘された人骨を詳しく分析することで、彼らの出身地が明らかになってきた。人々はインカ全土の別々の土地から集められ、特殊技能を持っていたことが判明した。彼らはどのような役割を担っていたのだろうか。
さらにクスコから車で3時間移動したサイウィテ遺跡から発見された花崗岩には複雑な文字が刻まれており、インカの世界観が凝縮されていると考えられている。その世界観にも注目する。
【司会】
草野仁
【アシスタント】
出水麻衣(TBSアナウンサー)
【解答者】
黒柳徹子
板東英二
野々村真
土田晃之
野口健
千原せいじ
中鉢明子
【ミステリーハンター】
坂本三佳