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「新庁舎白紙」で議会が反論 滋賀・近江八幡市

更新:2018/05/17 19:14

 先月初当選した滋賀県近江八幡市の新市長が、公約通り新庁舎の建設を白紙にしたことをうけ、議会では反論が沸き起こりました。

 近江八幡市の小西理市長は初登庁の先月25日、すでに建設が始まっていた新庁舎の工事契約を解除しました。87億円の工費がかかるため「豪華すぎる」と建設中止を公約に掲げていたため、「選挙結果は民意」と主張しました。一方、10年にわたって新庁舎建設を議論し、賛成派が過半数を超えている市議会。こちらも「民意だ」と反論しました。

 「庁舎建設に向かって関連議案に集中して質疑論議して決議しました。いったん決めたことを完遂するのが議会制民主主義ではないか」(井狩光男市議)
 「今回の選挙結果も十分に民意を反映するに値するものであると理解しています」(小西理市長)
 「今までの10年にわたる労力が一瞬にして消え去った。その費用も莫大です」(池上知世市議)
 「市民に十分に説明してきたし、それがなければこういう結果にはならなかった」(小西市長)

 今後も新庁舎建設中止に伴う違約金の支払額などをめぐって、市長と議会の対立は続きそうです。

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