開幕から1か月が過ぎた大阪・関西万博。31日目となった5月13日の来場者数は11万9000人であることを発表しました。一般の来場者数は10万1000人だということです。
5月13日までの累計の来場者数は関係者を含めると325万3884人、一般の来場者数は、271万5049人となっています。これまでの1日で最多の来場者数は開幕日の約14万6000人、一般来場者数は約12万4000人です。これまでに開幕日を超えた日はありません。
一方で博覧会協会は、10月までの会期中に2820万人の来場を想定していますが、想定の人数に達するには1日平均で約15万人必要ですが、現状では下回っています。
この点について、石毛事務総長は12日の会見で「万博前半は後半と比べて少ない。ゲートの運営の仕方を改善などしていくつもりですので、もっと高い数字になるのでは」と述べました。また、想定の2820万人の数字について、石毛事務総長は「想定であり目標ではない」としました。
一方で、伊東良孝・万博担当大臣は4月に「2820万人」という数字について、「関係者を除いた、チケット購入者のみの人数」との見解を示しています。