大阪ガスはガス機器メーカー「リンナイ」が製造した浴室暖房乾燥機をリコールすると発表しました。

 「リンナイ」によりますと、リコールの対象となるのは、2003年8月~2020年8月までの間に製造された浴室暖房乾燥機およそ37万台です。

 大阪ガスはそのうちおよそ1万台を自社ブランド品として販売していました。

 大阪ガスによりますと、4月3日にリンナイから「兵庫県で家屋が全焼する事故があり原因が機器の経年劣化だと分かった」と連絡を受けたということです。

 温風などを循環させるファンモーター内部の配線が経年劣化により腐食すると発火する可能性があり、リコール対象の機器でこれまで7件の発火事故が起きているということです。

 大阪ガスは5月中旬ごろから制御基板の取り付け作業を行うとしています。