3月12日解禁されたばかりの播磨灘のイカナゴ漁。あす14日をもって終漁することが決まりました。

 甘辛く炊いた「くぎ煮」が春の味覚として親しまれているイカナゴの稚魚「シンコ」。

 12日、播磨灘で漁が解禁されましたが、13日夕方に漁業関係者らが会議を開き、14日をもって今シーズンのイカナゴ漁を終えることを決めたということです。

 近年はイカナゴの餌となる海中のプランクトンが不足したことなどから不漁が続いていて、今年の漁獲量は去年の解禁日よりもさらに減少。

 競りではひとカゴ約20万円と、去年より3万円ほど高い過去最高の値段で取り引きされていました。

 去年は解禁当日に終漁となった播磨灘のイカナゴ漁、今年は操業3日で終漁です。